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記事全文を読む→ソニー「プレステ新作ディスク生産終了」の衝撃!ダウンロード限定で中古市場対策より深刻な「違法コピー業者撲滅」
ゲーム業界に大きな転換点が訪れた。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2028年1月以降に発売されるプレイステーション向け新作ゲームについて、物理ディスクの生産を終了すると、7月1日に発表した。その後はダウンロード版のみでしか、新作ゲームを入手できないことになる。
遊び方の劇的進化を印象づける決定だが、ユーザーの反発は必至だ。ディスク版がなくなれば、ゲームをクリア後に中古店へ売ることも、コレクションとして棚に並べることもできなくなる。さらにデジタル版のみでは、ユーザーは「買ったソフトを本当に所有しているのか」という不安を抱えることになり、早くも撤回を求める声が噴出している。
ソニーが大きく舵を切った背景について、ゲーム業者関係者はこう語る。
「表向きの話では、ユーザーの購入行動がダウンロード版へ移っていることが理由。プレステのゲーム販売はすでにデジタル比率が圧倒的に高く、ディスク、パッケージ、物流、在庫管理のコストを考えれば、企業としてはデジタル移行を進めたいのは当然です」
各メディアでは、中古市場の封じ込めが指摘されている。ディスク版がなくなれば、中古ソフトの売買は新作では成立しなくなり、ユーザーはソニーが管理する販売網で購入するしかなくなる。そのため、利益率の面では大きなメリットがあるのだ。
制作費は数百億円規模!発売前の流出と発売後のデータ吸い出し阻止
だが先のゲーム業界関係者は、
「中古市場対策よりも、さらに深刻な問題を解決する意味合いが強い」
として、重大な指摘をする。
「ソニーが最も警戒しているのは、ゲームデータの流出です。現代の大型ゲームは制作費が数百億円規模に達することが珍しくない。発売前にディスクが小売店や物流過程から流出したり、発売後にディスクからデータを吸い出されたりすれば、違法コピーの元データが世界中に出回る危険性が生じます。現在も検索エンジンで調べれば、誰でも最新ゲームのデータを入手できてしまう状態です」
デジタル版であれば発売日前に事前ダウンロードさせても、データを暗号化し、解禁時刻まで起動できないように制御できる。さらに購入履歴、アカウント、認証、アップデートをソニー側で一元管理しやすい。ゲーム業界関係者がさらに言う。
「今回の決定は、世界規模の違法コピー業者を制圧するという宣言に等しいもの。単に時代の流れというわけではなく、数百億円のコンテンツを守るための防衛策でもあるのです」
ファミコン世代には隔世の感がある話なのだった。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
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