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記事全文を読む→佐々木麟太郎「マーリンズ8巡目指名」で迫る「三択」1位指名ソフトバンクと最も違うのは「入団条件」
マーリンズか、ソフトバンクか、あるいは大学残留か。大リーグ(MLB)のドラフト会議が7月12日(日本時間13日)にペンシルベニア州フィラデルフィアで行われ、既にソフトバンクから1位指名を受けている佐々木麟太郎内野手は、マーリンズが8巡目(全体235位)で指名した。
3つの選択肢がある佐々木だが、最も違うのは入団の条件だ。MLBの8巡目となると、契約金の相場は23万9200ドル(約3870万円)になる(MLB公式サイトより)。
「1位指名のソフトバンクは、背番号1を用意しました。契約金は1億円+出来高5000万円は確実です」(ソフトバンク担当記者)
昨秋の日本のドラフトでは佐々木は「12球団指名OK」の意思があった。MLBか、大学進学か、あるいはNPBの三択と決めていた。そこで指名したのがソフトバンクとDeNAだった。
「ヤクルトも直前まで指名候補に挙げていましたが、結局は回避。今季から満を持して就任した青木宣親GMが『MLBで必ず指名される』という情報を察知していたからでした」(ヤクルト担当記者)
もうひとつ、NPB他球団が佐々木の指名を回避した理由に「故障癖」と「体重増」がある。アメリカに渡ってからは背筋痛に苦しんでいる。体重は現在、公称120キロ。高校時代は114キロ前後だった。
佐々木の父・洋さんは花巻東高校時代の大谷翔平の恩師にあたる。
「MLBに来て体が大きくなったという大谷の公称体重は95キ。三桁にいかないように調整しているといいます。大谷の身長は佐々木よりも10センチ程度高い193センチです」(MLBライター)
NPBスカウト陣が「あの体型では内角のボールは打てない」断言
高校通算140本塁打というとんでもない記録を持つ佐々木だが、NPBスカウト陣からは「あの体型では内角のボールは打てない」とはっきり断言する声があった。加えて「DHでは確かにプロレベルにあるが、1塁しか守れない」というのがほぼ共通した評価だった。
ソフトバンクは、すぐに1軍の主力という方針ではない。2023年シーズンから導入した「4軍」まであり、
「育成に特化した3軍と合わせると、70人(非公表の数字)程度の選手が活動。年間200試合近くをこなしています」(前出・ソフトバンク担当記者)
佐々木がプレーしたNCAA(アメリカ大学体育協会)のディビジョン1では、2季目の今季は本塁打が9本増えて17本に。長打力と出塁率が大幅に伸びたことで、今回のMLBドラフトで指名された。
NPBとの交渉期限は7月31日、ソフトバンクは王貞治会長を含め、ラブコールを送り続けている。一方、マーリンズは7月27日(日本時間28日午前6時)までだ。
(小田龍司)
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