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記事全文を読む→使いたい絶好調投手がいるのに「使えない」巨人を苦しめる外国人投手の悩ましい大問題
巨人の投手陣が「想定外のピンチ」に見舞われた。まず7月11日、ジャイアンツタウンスタジアムで行なわれた中日2軍戦で、3回から2番手で登板したアルベルト・バルドナードが2イニングを投げ、打者6人をパーフェクトに抑え込んだ。
さらに5番手でマウンドに上がったエルビス・ルシアーノもヒット1本を許したが、3つのアウトは全て三振という圧巻のピッチング。バルドナードは5月29日の阪神2軍戦から9試合連続の無失点、ルシアーノも13試合連続無失点である。
「1軍のリリーフ陣は登板過多で、ボールの勢いが落ちている。計算の立つリリーバーは即1軍で使うべき」(球界関係者)
これのいったいどこが「ピンチ」なのか。
別の投手も見てみよう。7月12日の2軍戦で先発マウンドに立ったのは、小笠原慎之介。5回2失点と無難にまとめたが、ネット裏にいたライバル球団のスコアラーはこう言う。
「2ストライク後に投げる球種が増えました。カットボール、スライダー、カーブ、スイーパー。中日時代よりも持ち球の選択肢が増えています」
興味深いのは、この日の巨人2軍はDH制を使っていないこと。小笠原を打席に立たせており、これはどう見ても、近日中の1軍昇格を想定してのテストだろう。
「この12日の登板日から小笠原の1軍デビューを考えると、中6日で7月19日に先発するのでは、と」(前出・ライバル球団スコアラー)
7月19日は東京ドームでの中日戦。日本球界復帰後の初登板が古巣相手とは、実に興味深い一戦となりそうだ。しかし7月12日の中日戦は、今季絶好調の井上温大が投げている。「井上を飛ばして」の小笠原の1軍登板は、なかなか考えにくいのだが…。
どちらかを1軍登録してウィットリー先発日に「試合出場登録から外す」
「小笠原を1軍登録させるのであれば、誰か他の投手を抹消しなければなりません」(スポーツ紙記者)
今のところ、目立って調子を落としている投手はいない。さらに、だ。目下、巨人はキャベッジ、ダルベック、ウィットリー、マルティネスの4人を1軍登録している。1軍登録できる外国人選手数は5人、試合出場は4人までなので、バルドナード、ルシアーノのどちらかを1軍登録し、ウィットリーが先発する日に「試合出場登録から外す」というやり方もあるが、延長戦に突入した場合、救援投手が足りなくなるリスクを伴う。
投手陣のコマは揃った。でも、使えない。これでは意味がない。これこそが、巨人のピンチなのである。橋上秀樹監督代行は、このピンチをどう切り抜けるのだろうか。
(飯山満/スポーツライター)
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