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記事全文を読む→「ナフサおじさん」が熊本地震で高市首相の初動と危機管理を猛批判したら「とんだ赤っ恥」をかいた「盛大な自爆劇」
「報道特集」(TBS系)で中東情勢をめぐり「6月に日本は詰む!」とドヤ顔で断言したものの、高市早苗首相からあっさり「事実誤認」と言われたのは、コネクトエネルギー合同会社の境野春彦CEOだった。ネット民から「ナフサおじさん」とオモチャにされた屈辱がよほど腹に据えかねたのか、今度は完全な畑違いである「災害の危機管理」にまで首を突っ込み、盛大に自爆している。
コトの発端は7月28日に発生した熊本地震における、高市首相の初動対応に対する、境野氏のXでの噛みつきだ。
〈これXで打つ内容か?即、記者会見でしょう。18:20に本部設置して19:49に会議開催、22時に現地の知事に電話って、どれだけ鈍間な対応してるんですか?? 危機管理の基本が出来てません、すぐ現地に行きなさいよ!〉
勢いだけは立派だが、思わず失笑を禁じえない。「すぐ現地に行け」こそが、現代の危機管理において国のトップが絶対にやってはいけない「最悪の愚策」だからだ。
思い出してほしい。2011年の東日本大震災の大惨事を。未曾有の危機に直面する福島第一原発に、当時の菅直人首相は「自分の目で直接、確認する」と枝野幸男官房長官らの制止を振り切り、自衛隊のヘリで現場に向かった。
結果はどうだったか。決死の対応に追われていた現場の作業をストップさせ、大混乱に陥れたのは周知の事実だ。
「72時間」のリミットまで首相は官邸から一歩も動いてはならない
この痛ましい教訓から、現在の危機管理における「鉄則」は完全に確立されている。発災から人命救助の絶対的なタイムリミットとされる「72時間」、首相は官邸から一歩も動いてはならない。トップダウンで全省庁を動かす「不動の司令塔」に徹するのが基本中の基本なのだ。
トップが軽々しく現地に向かえば、移動のヘリで救助用の空域を奪い、要人警護(SP)や状況説明のために、地元警察や自治体の貴重な人的リソースを浪費させることになる。現地入りするのは救助活動が一段落し、現場の受け入れ態勢が整った後に「被災地のニーズを吸い上げる」フェーズに入ってからだ。
専門外の「危機管理」をしたり顔で振りかざし、的外れな首相批判のパフォーマンスに走った「ナフサおじさん」。私怨を晴らしたかったのかもしれないが、かえって己の底の浅さと知識の欠如を世間に晒す結果となった。
「日本が詰む」と煽る前に、まずはご自身の言論の足元が詰んでいないか、よく確認されてから投稿された方がよろしいのではないか。
(岡田哲司/政治ジャーナリスト)
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