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記事全文を読む→「キャンディーズVSピンク・レディー」50年目の熱狂ステージ(2)ベストテンをラジカセ録り
3人ともスクールメイツ出身のキャンディーズは、73年9月1日に「あなたに夢中」でデビュー。当初は最年少ながら歌唱力が高かった田中好子(スー)=享年55=がセンターを務めるもヒット曲には恵まれなかった。そんな中、少し色っぽい憧れのお姉さん的な雰囲気の伊藤蘭に白羽の矢が立った。
「『年下の男の子』は中学1年の僕の胸を撃ち抜きました。華やかで美しくてコケティッシュなランちゃんに年上の女性に対する憧れを植えつけられましたね」
そうコメントするのは、自身も一つ年上の女性と結婚したコラムニストの石原壮一郎氏だ。
「中学時代は毎週日曜日に放送されていたラジオ番組『不二家歌謡ベストテン』(ニッポン放送)を聴きながらキャンディーズの曲がランクインするたびにラジカセで録音していました。キャンディーズとの思い出が詰まったそのラジカセ。懐かしくて、大人になりヤフオクで買い直してしまいました(笑)」(石原氏)
一方、高校に入学した前出・石黒氏は青組(スーちゃんファン)と黄色組(藤村美樹=70=ミキちゃんファン)のクラスメイトとともに、2年間でなんと100公演以上のライブに駆けつけた。学校をサボっての、キャンディーズ追っかけの日々だったという。
「バイト代だけでチケット、宿泊・交通費、レコード代などすべてを賄うのは無理。そこで、駅で野宿したり、仲間とホテルのシングルルームにこっそり6人で泊まったり。今だから言えますが集団キセルしたことも‥‥」(石黒氏)
意外や高くついたのが紙テープ代だったという。
「ワンステージで100本くらい投げるんです。だから電話帳で地元の問屋さんを探して5000本ずつ購入。それだと一本50円のところを30円で買えたのです」(石黒氏)
今では危険なため禁止になってしまったが、78年に行われた「ファイナルカーニバル」(解散コンサート)では、4トントラック250台分の紙テープが飛び交ったという。
衝撃的なデビュー曲に続いてピンク・レディーは、第2弾シングル「S・O・S」、第3弾「カルメン’77」の2曲がオリコン1位に輝くと、第4弾「渚のシンドバッド」が初のミリオンセラーに輝き、黄金期を迎える。
「もし大手事務所に所属していたら、ピンク・レディーのような奇抜な女性アイドルは生まれなかったはず。2人が創り出すキラキラする世界は、子供心には外国のスター、いや宇宙人を見ているような感覚でした」(徳光氏)
キャンディーズとピンク・レディーの快進撃はさらに続く。
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