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記事全文を読む→反・六代目山口組勢力「囚われの若頭」が引退決意(4)竹内若頭が都内に姿を見せた!
六代目山口組による一方的な「抗争終結宣言」があった25年4月から、敵対勢力は沈黙を続けている。他組織関係者が推測する。
「ヤクザ組織の指揮官といえば、ナンバー2の若頭だ。池田組と絆會の若頭は、当局に身柄を押さえられている。指揮官が囚われていたことが、両組織の態度にも関係していたはずだ」
一方、反六代目山口組勢力として唯一、指揮官が健在なのが神戸山口組だ。22年末から小嶋恵介若頭(二代目中野組組長)がポストに就いている。前任の俠友会・寺岡修会長が同年に神戸山口組を離脱し、引退を表明。絶縁処分を受け、後任となった経緯がある。ジャーナリストが言う。
「就任直前には、大阪・堺市内の中野組本部が車両特攻を受ける事件が発生、抗争の洗礼を浴びましたが、以降も潜在化が進む神戸山口組にあって、要職の地位にとどまっています」
が、ここにきて、その動静に変化も見られる。社会不在だった藤田恭道若頭補佐(二代目英組組長)が約4年ぶりに現場復帰を果たしたのだ。
藤田若頭補佐は22年7月に都内江戸川区の拠点にいたところ、周囲で写真を撮影するなど怪しい行動をとる男を発見。追いかけて、その男の左大腿部を包丁で刺したとして逮捕された。男は三代目弘道会(当時)系組織の関係者で、襲撃準備の下見だったと見られている。
その後、藤田若頭補佐は24年に懲役3年6カ月の有罪判決を受けて服役。先頃、出所したのだ。六代目山口組が抗争を終結させて以後、実際に抗争事件は起きていない。他組織関係者が言う。
「井上組長はかねてより、『喧嘩より存続することに意義がある』との姿勢を崩しておらず、抗争の終息はむしろ歓迎すべき事態だろう。それは、藤田若頭補佐の出所翌日に明石市内で開かれた祝宴が和やかなムードで行われたことからもうかがわれる。藤田若頭補佐の復帰で近い将来、若頭ポストの若返り人事が行われるとの見方もあり、反六代目山口組勢力で唯一残った特定抗争指定団体として、今後も結束していくのではないか」
三者三様の態様を見せる敵対勢力の動静をよそに、六代目山口組は組織内外の動きを活発化させている。9月4日、極東会(髙橋仁会長)・城山千秋幹事長の通夜が営まれ、竹内照明若頭(四代目弘道会総裁)ら六代目山口組一行が弔問に訪れたのだ。
通夜は都内寺院で行われた。小雨が降り、約20人の捜査員が警戒する中、極東会組員らが弔問客を出迎えていた。午後3時40分頃には六代目山口組・佐藤光男若頭補佐が竹内若頭に先立って斎場入り。午後4時過ぎには、住吉会(小川修司会長)の児島秀樹会長補佐も訪れていた。
午後4時40分頃、3台の車両が寺院に到着、竹内若頭が野内正博幹部(四代目弘道会会長)、若頭付の四代目益田組・水島秀章組長を伴って降り立った。地元関係者が語る。
「城山幹事長は、六代目山口組・髙山清司相談役が個人的に付き合いがあったことから、竹内若頭らが弔問に訪れたという話だ」
焼香し、故人の冥福を祈り、「六代目」一行は寺院を後にした。先に到着していた児島会長補佐も竹内若頭らの退出を待っていたかのように、続いて帰路についた。
対立組織のナンバー2の引退や社会不在の中、司六代目のもとで存在感を強める竹内若頭の動向に注目が寄せられる。
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