太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→閣僚から外れた林芳正が「流しのピアニストに転身」した「ビートルズとジョン・レノンを優雅に弾き語り」への失笑
外相、官房長官、総務相と続けた要職の座から離れたエリート政治家が向かった先は、地方の宴会場に置かれたグランドピアノの前だった。
昨年の自民党総裁選で高市早苗首相と争った4人のうち、先の内閣改造で1人だけ寂しく閣外に出た林芳正前総務相が、来年秋の自民党総裁選を見据えて地方行脚を再開した。
高知市で9月20日に開かれた中谷元前防衛相の会合で、ピアノ奏者の林氏が披露したのは、ビートルズの「レット・イット・ビー」とジョン・レノンの「イマジン」。優雅な弾き語りに会場は大拍手だったそうだが、永田町からは失笑が聞こえてきそうである。
「国境がない世界」を夢想する歌「イマジン」を自民党の会合で響かせ、「レット・イット・ビー(あるがままに)」と歌い上げる本人の心境はいざ知らず、周囲の関係者が「音楽で柔らかい面を見せて、国民的人気につなげたい」と真顔で期待を寄せているあたり、いかにもおめでたい。
林氏は東京大学、ハーバード大学を出た超エリートだ。しかし、いくら官僚答弁が完璧でも、世論調査の「次の首相」レースでは常に低空飛行。高市首相や小泉進次郎防衛相の後塵を拝し続けてきた。要するに、頭はいいが、圧倒的に「華がない」のだ。
その打開策が「流しのピアニスト」転身とは恐れ入る。公務から解放された途端に、地方でピアノをポロンと爪弾く。周辺は「公務に縛られず爪を研ぐ時だ」と強がってみせるが、研いでいるのは爪ではなく、鍵盤を叩く指先のタッチではないのか。
本物のストリートミュージシャンになってしまわないか
森山裕前幹事長ら財政規律派と手を結び、食料品の消費税減税に「財源を示せ」と注文をつけて対立軸を気取るあたりは、実に玄人好みだ。だが、日々の物価高に悲鳴を上げる庶民からすれば、減税に難色を示すインテリが優雅に洋楽をピアノで弾き語る姿など、鼻持ちならない道楽にしか映るまい。
「総裁選へ人柄アピール」との見出しで林氏の地方行脚を取り上げた9月21日付の読売新聞は、閣外に出たことで「活躍の場が減り、『ポスト高市』候補として埋没する」との、閣僚経験者の冷酷なコメントを最後に載せた。
今回は物珍しさでカメラが向いても、これからはニュースバリューが薄れる中で、来年秋まで全国の地方会場をピアノ行脚して回るつもりなのだろうか。どれほど美しい旋律を奏でようと、政治の世界では無役の政治家ほど忘れ去られるのが早い生き物はいない。
「イマジン」を奏で「あるがままに」と澄まし顔で歌っているうち、党員票どころか「ポスト高市」の切符そのものがその手からこぼれ落ち、本物のストリートミュージシャンになってしまわないか。実に心配である。
(大嶋和人/政治ジャーナリスト)
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→
