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記事全文を読む→【大相撲秋場所】幕内・阿炎が勝ち越しの今こそ気になる!故障を抱えながらも休場できない理由とは
いつまで幕内力士でいられるか…。大相撲秋場所で西前頭13枚目の阿炎が8勝7敗で終えた。今場所こそ何とか勝ち越したが、今年春場所3日目に「第3腰椎横突起骨折」で休場してから成績は急降下。場所中に復帰した春場所を含めて3場所連続で負け越した。スポーツ紙デスクが解説する。
「ここ数場所は、持ち味の長い手足を用いた突き押しが鳴りを潜めています。原因は腰と手首の負傷です。中でも、手首を痛めることは突き押しを得意とする力士にとっては死活問題。まずは治療に専念してもらいたいところですが…」
今年32歳になったベテラン力士。それだけに、時には休場して治療するのも1つの手だが、引退後のセカンドキャリアに向けて休んでいられない事情があるようで…。
「先代の錣山親方(元関脇寺尾)の遺族が所有する『立田川』という年寄名跡は、引退後の阿炎に継承されるのが既定路線だと言われています。つまり、阿炎は引退しても日本相撲協会に残って親方になれます。ただし、阿炎本人は現在所属している錣山部屋の部屋付き親方ではなく、部屋持ち親方として独立したい思いがあると聞いています。そのため、無理にでも幕内で相撲を取り続ける必要があるのです」(前出・スポーツ紙デスク)
痛手だった「コロナ禍の不祥事」
新たに部屋を設立するためには、横綱・大関経験者、関脇・小結で通算25場所、幕内で通算60場所の在位が必要条件である。阿炎は秋場所終了時点で幕内在位46場所、関脇・小結で16場所。そのため、幕内力士として少なくとも2年以上は現役を続けなくてはならないのだ。
「不運だったのは、コロナ禍に協会ガイドライン違反が発覚したことでしょう。2020年の名古屋場所中に“夜の店”に休場中の力士と訪れて発熱したことが発覚。日本相撲協会から『3場所出場停止・5カ月50%減俸』という重い処分を下されました。彼女にフラれた同行者を励ますためだったといいますが、阿炎のキャリアには大きな痛手となってしまいました。というのも、当時の阿炎は前頭前半に位置していましたが、3場所休場しているうちに、番付は幕下後半まで下がってしまいました。そこから幕内復帰までに4場所を要した。つまり、幕内で過ごせたはずの計7場所をロスしてしまったのです」(前出・スポーツ紙デスク)
今さら過去の行いを嘆いても仕方ない。ひとまず、来場所は幕内で相撲を取るのは確定したが、ベテラン力士の綱渡りはまだまだ続く。
(五代晋作)
平成ひとケタ生まれのゆとり世代。プロ野球や大相撲をメインにスポーツを取材する。密かなライフワークは日本の映画&ドラマ鑑賞。動画配信サブスクが手放せない。
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