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記事全文を読む→【プロレスファン歓喜】長州力が「タココラ名言」誕生の舞台裏を明かす「ここだけの話」が貴重すぎた
昭和・平成のプロレスラーにはとにかく、名言(迷言も)が多い。ちょっと思い浮かぶだけでも、こんなにある。
「無人島だと思ったら仲間がいた」(前田日明)
「全日本プロレスに就職します」(ジャンボ鶴田)
「お前、平田だろ」(藤波辰爾)
「山田恵一はリバプールの風になった」(獣神サンダーライガー)
「時は来た。それだけだ」(橋本真也)
「新日本プロレスファンの皆様、目を覚まして下さい!」(小川直也)
「我々には上に一人、神がいる」(蝶野正洋)
古参のファンならばどれも、一般常識として記憶に刷り込まれているはずだ。
中でも群を抜くのはアントニオ猪木だろう。
「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」
「俺の首をかっ切ってみろ!」
「てめぇらの力で勝ち取ってみろ!」
「元気があれば何でもできる」
「1、2、3、ダー!」
……と枚挙に暇がない。
その猪木に次ぐ、いや、それ以上かもしれないのが長州力だ。
「俺はお前の噛ませ犬じゃないぞ!」
「キレちゃいないよ」
「これがお前のやり方か」
「またぐなよ!」
まさに名言製造機だ。近年においても「食ってみな、飛ぶぞ」と、若者にまで周知されるキラーフレーズを吐くのだから、言葉選びのセンスが抜群なのだろう。
9月28日放送の「くりぃむナンタラ」(テレビ朝日系)は、9月30日に開催される「ワールドプロレスリング presents 有田哲平のテレ朝プロレス噺」を記念した特別企画として、今年6月の「間違えたら即ファン引退SP 後楽園ホール大会」で流された長州力の超貴重インタビューの、ディレクターズカット版が放送された。
過去の長州の名言が誕生したその背景を、本人に語ってもらうというものだったが、これが非常に興味深く、まさにファン必見の代物だった。
特に印象に残ったのが、「タココラ問答」と呼ばれる、橋本真也との激しい舌戦を繰り広げる映像を、長州が笑いながら見ていた場面。最近こそ好々爺な雰囲気を出している長州だが、昔はファンも寄り付かせないほど殺気立っていた。ましてやバラエティー番組で舞台裏を話すなんてことは、ほとんどなかった。なのに長州は、こんなことを語ったのだ。
「ここだけの話、チンタ(橋本のこと)が団体(ZERO-ONE)を作った時、離れてずっと見てたけど、そこも引き受けて入れようとしたことが何回か、新日本に入れる話ってのが、何回かあったんだよね」
女子プロレスターが思わず口走った「エンタメっぽい喧嘩」
当時の背景を知る上でも実に貴重な発言を聞いて、私は思わず「おぉ……」と唸ってしまった。しかし、このインタビューVTRを見ていたスタジオゲストの女子プロレスラー・上谷沙弥いわく、
「今って選手同士が喧嘩するにしても、ちょっとエンタメっぽいところがあったりするんですけど……」
この感想にはすかさず上田晋也(くりぃむしちゅー)が反応。
「上谷さんたちはエンタメでやってるの?」
上谷は「違う違う!」と慌てて否定していたが、嗚呼、「令和の極悪女王」と評される上谷さえも、バラエティー番組でポロッと「エンタメ」とか言っちゃうから、最近のプロレスには真の殺気を感じないんだよなあ。
たとえタッグパートナーが横でチンプンカンプンなことを言ったとしても、笑い顔をカメラに抜かれないように顔を背けて、咳払いで誤魔化す。そんなファンの夢を壊さない努力ができないようでは今後、新たなプロレスラーの名言は生まれてこないに違いない。
とにかく昭和プロレス大好きおじさん(おばさんも)必見だったこの回は、10月6日までTVerで視聴可能だ。見てみな、飛ぶぞ!
(堀江南/テレビソムリエ)
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