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記事全文を読む→【京都大賞典の大ヒント】「3つのファクター」を全て満たす馬が好走しまくり…今年はこの「2頭」
今年のGⅡ・オールカマー(9月20日、中山・芝2200メートル)は「障害帰り」のメイショウゲキリン(牡7)が1着に飛び込む大波乱決着となった。「前が止まらない異常な極悪馬場」に恵まれた感はあるものの、障害帰りの馬が時にアッと驚く激走を演じる背景には、「障害練習を含めて足腰が強く鍛えられたから」という一面がある。
10月4日に行われるGⅡ・京都大賞典(京都・芝2400メートル)にも、そんな激走を予感させる1頭がエントリーしてきた。今年の5月以降、障害の未勝利戦を3回連続して戦った後、再び平地の重賞競走に矛先を向けてきたメイショウブレゲ(牡7)である。
奇しくも大波乱の立役者となったメイショウゲキリンと同じ馬主の所有馬だが、メイショウブレゲに白羽の矢を立てたのは2度目のジンクスなどではなく、激走の可能性を裏付ける真っ当な理由が存在するからだ。
実は過去10年における京都大賞典のレース結果を紐解くと、以下に示す「3つのファクター」を全て満たす出走馬の好走歴が目立っている。
第1は「京都の芝コースでのオープン特別勝ちや重賞競走勝ちがある馬」である。メイショウブレゲは2024年の万葉S(オープン、京都・芝3000メートル)勝ちがあるほか、同じ年のGⅡ・京都大賞典でも3着と好走している。
7歳でも衰えを不安視する必要はない
第2は「ゴールドシップを父に持つ馬」だ。ディープインパクトやハービンジャーを父に持つ馬も好走しているが、メイショウブレゲは過去10年の京都大賞典で2勝を挙げているゴールドシップ産駒である。
第3は「5歳以上、特に6歳以上の古豪」だ。過去10年で5歳以上の古豪が9頭(過去5年では6歳以上が8頭)も馬券に絡んでおり、7歳の秋を迎えたメイショウブレゲの衰えを不安視する必要はない。
今年の出走メンバーを見渡すと、以上のファクターを全て満たしているのはメイショウブレゲとディープモンスター(牡8)の2頭のみ。ただ、ディープモンスターは上位人気が予想されるだけに、一攫千金を狙うならメイショウブレゲの一択だろう。
障害帰りが嫌われて、おそらく単勝オッズは100倍超えの最低人気。先のオールカマーに続いて、再びメイショウ旋風が吹き荒れるか……。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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