ガンの発生に県民性なんてものはあるのか?
・「大阪」と「東京」どっちがガンになる?
「実は、特定の県でガンがものすごく増えるということはありません。例えば、健診が進んでいるところでは早期ガンが発見され、ガンの数が多くなりますが、健診が遅れているところはガンの数は少ないが、見つかった時には末期になっている可能性があります」
とはいえ、種類によってガンの県民性もあるという。
「例えば、ATLという種類の白血病は宮崎、高知に多い。これは、黒潮に乗ってポリネシアからウイルスが入ってきたと言われています。また、しょっつる鍋やハタハタなど塩っ辛いものを食べる秋田は胃ガン、熱い茶粥を食べる奈良は食道ガンが多いと言われています。また、北陸地方は海が近いだけでなく、豪雪地帯は冬に食べる野菜が少なく、漬物など塩分が高い保存食になるためガンが多いと言われます。もちろん、これらの地域でなくても塩味の濃いシャケが好きな人は危険です」
住んでいなくても味覚が北陸型の人は要注意!