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記事全文を読む→ももクロの「後輩グループ否定」は非常識?
ももいろクローバーZのメンバーが、後輩とされるグループに関して「今のところ非公認」とコメントした件が波紋を呼んでいる。ももクロメンバーはCSテレ朝チャンネル1の会見にて、後輩たちが「認めてください!」と交渉に来たことがないと語り、挨拶がないうちは非公認だという見解を示したのだ。
そもそも、芸能界における先輩・後輩とはどういう関係だろうか? 女性アイドルなら48グループやハロー!プロジェクト、男性アイドルならジャニーズ事務所やEXILEに複数のグループが所属しており、デビュー順に先輩・後輩関係とみなされるのが一般的だ。
しかも芸能界では所属事務所の垣根を越えて、先輩・後輩の関係が働くのが一般的。なかでもお笑いの世界は序列に厳しく、芸人は基本的にデビューの早いほうが先輩となる。この順序は吉本芸人と東京系芸人という東西の垣根も超えて通用するので、芸人同士ではお互いの年齢よりデビュー年のほうを意識しているという。
そうなると、同じスターダストプロモーション所属で、しかも同じ部署に所属しているグループ同士は、誰の目から見ても先輩・後輩の関係にほかならない。その筆頭がももいろクローバーZで、それに続くのが私立恵比寿中学、そしてチームしゃちほこというわけだ。ちなみに所属メンバーのヘリウム吸引事故で話題になった「3B junior」も、後輩グループの一つである。
さらには、これらのグループが一堂に会してのライブイベント「俺の藤井」が毎年開催されるなど、姉妹グループとして活動していることは誰にも目にも明らか。もはや、「挨拶がないうちは非公認」などという見解自体が非公認だと断言できよう。
ただ、結成からすでに9年が経ち、最年長が22歳というももクロが、そんな芸能界の常識を知らないというのも不思議な話だ。そもそもスターダストという大手事務所に所属している時点で、芸能界での先輩・後輩関係を意識する環境にあるのもまた事実である。
そう考えると、ももクロの今回の発言は実のところ、後輩グループへの叱咤激励だったという捉え方もありそうだ。ネット上では「あまりCDが売れていない」とか「もはやブームは去った」という声もあるが、後輩グループに比べるとその知名度はまだまだ断トツに高いことは疑いなく、先輩としての構え方もあるだろう。
さらには、ももクロが口にした「勢いだけで行く時期もあるけど、そこからまた迷走」という言葉が、後輩に向けたようで実は現在の自分たちに向けたものと考えるほうがしっくりくるかもしれない。KISSとのコラボもさほど話題にならず、一時期の何をしても話題になったころに比べて勢いを失っているももクロ。後輩にハッパを掛けるフリをして、実は自分たちの危機感を表明していたのではないだろうか。
(金田麻有)
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