芸能
Posted on 2015年08月03日 09:59

「歌が終わるのは何分頃?」ディズニー映画のドリカム起用にファン猛反発

2015年08月03日 09:59

20150803dct

 ディズニー/ピクサーの最新アニメ映画「インサイド・ヘッド」(7月18日公開)が、興行収入ランキングで3位のヒットを見せている。この主題歌「愛しのライリー」を歌っているドリカムに対し、映画ファンから批判の声があがっているようだ。

 この主題歌は日本限定のオリジナル曲としてドリカムによって書き下ろされたもの。今作では日本市場を意識したアレンジが施されており、主人公ライリーの嫌いな食べ物がブロッコリーからピーマンに変わっていたり、映画のタイトル自体もオリジナルの「インサイド・アウト」から変更されている。

 ドリカムの起用もそんな日本市場重視の一環と思われるが、ディズニーの目論見に反して、ドリカムの歌に抵抗感を感じるファンも多いのである。子連れで観に行ったという40代女性は、主題歌がドリカムだとは知らなかったそうだ。

「最初のうちはわからなかったんですが、サビになったらドリカムの曲調そのもので、『なんでドリカム!?』ってビックリしました。子供向けの映画なので親世代の受けを狙っているのかもしれませんが、世の中にはドリカム嫌いの人もいるってことを考えてほしかったです」(映画を観た40代女性)

 同様の感想を持つ人は少なくないようで、ネットには「せめてエンディングテーマにしてほしかった」「夢の世界を期待してディズニー映画を観ているのに、ドリカムで一気に現実に引き戻された」といった声も見られる。なかには、「ドリカムの歌が終わるのは何分ごろか」と映画館に電話する強者もいるようだ。

 ただドリカムを別とすれば、作品そのものの評価は上々の様子。ドリカムも「アナと雪の女王」のように、テーマ曲の日本語版を歌っていれば、ここまで批判されずに済んだのかもしれない。

(白根麻子)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月22日 20:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月17日 20:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月24日 20:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク