社会

二日酔い、夏バテ、疲労回復に「シジミ」とアレを食べると効果絶大なことがわかった!

20150811orn_2

 帰省シーズン真っ只中。家族や親類の集い、懐かしい旧友たちとの同窓会、あるい花火大会、夏祭り、BBQと、お酒を飲む機会が一段と増えるのが、この時期だ。

 そんななか、二日酔い対策としてよく知られているのが、シジミである。

 昔から「肝臓に良い」といわれているシジミには、「オルニチン」と呼ばれるアミノ酸の一種が大量に含まれており、この成分が飲み過ぎた翌日のだるいカラダに活力を与え、シャキッと目覚めさせてくれるのだとか。

 しかし、オルニチンに詳しい、協和発酵バイオの学術研究企画室・西村明仁先生によれば、オルニチンをもっと上手に摂取することで、二日酔いだけでなく、カラダにとって一石二鳥、三鳥にもなる“うれしい効能”が得られるという。

「二日酔いの原因の一つは、アルコールの代謝にエネルギーが獲られてしまい、カラダが“低血糖状態”になっていることがあげられます。これを防ぐためには、オルニチンと一緒に糖分を合わせて摂ると、血糖値が上がり、気分がよくなるでしょう」

 また、オルニチンはクエン酸と一緒に摂取することで、夏バテや疲労回復にも効果テキメンだという。

「あまり知られていませんが、オルニチンとクエン酸は互いに密接な関係にあるんです。通常、オルニチンが肝臓内の有害物質であるアンモニアを解毒しているのですが、飲み過ぎで肝機能が低下し、オルニチンのアンモニア処理が滞ると、今度はクエン酸回路が働き出して、アンモニアを解毒するんです。つまり、オルニチンとクエン酸が相互に補完し合うことで、疲れをとる原理がより円滑に働くようになるのです」(前出・西村先生)

 身近なクエン酸といって思い浮かぶのは梅干しである。まさにシジミの味噌汁と梅干し、糖分を摂取できる白米からなる日本の朝食は、日本人の健康なカラダを作る大事な成分がしっかりと含まれていることがわかるだろう。

 とはいえ、忙しさのあまり朝食すらしっかり摂れていないのが現代人。では、そんな働き盛りのアサ芸プラス世代が、短い時間でエネルギーチャージをするにはどうすればいいのだろうか。

 そこで昨今注目を集めているのが、オルニチンを配合した栄養ゼリーやドリンクだ。

 たとえばコンビニなどで市販されているオルニチン配合のゼリー飲料なら、これ1本でオルニチンだけでなく、クエン酸とビタミンCも摂取できるうえ、ほどよい甘さのレモン風味でカロリーたったの100kcal。これなら、飲み過ぎた翌日の朝食代わりにも最適。あとはあめ玉ひとつを口に入れて電車に乗り込めば、二日酔いもスッキリだ。

「また、オルニチンには成長ホルモンの分泌を促進する可能性があることも複数の実験で示されています。この成長ホルモンには脂肪を燃焼する力があるので、ダイエットにもいい影響があると思います」(前出・西村先生)

 肝臓ケアのイメージが強かったシジミ=オルニチンだが、意外な形でダイエットにも繋がりそう。 

 お酒を飲む人も飲まない人も、「オルニチン+α」の解毒&疲労回復パワーを味方につけて、この残暑を乗り切っていこう!

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え