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記事全文を読む→高視聴率の「花咲舞」がネットで盛り上がらなかったワケ
ドラマ「花咲舞が黙ってない」の最終回が9月16日に放送され、視聴率14.8%をマーク。今クールの民放ドラマで唯一、全話で2ケタの視聴率をキープするヒット作となった。
ところがこれだけの人気にもかかわらず、ネットではさほど話題になっていなかったのだという。今クールには「デスノート」(日本テレビ系)や「恋仲」(フジテレビ系)といった話題のドラマもあったが、視聴率では「花咲舞──」が一人勝ちだったはず。そんなネット事情をIT系ライターが教えてくれた。
「各ドラマが検索された回数を比べると、『デスノート』と『恋仲』の2つが圧倒的に多く、『花咲舞──』はその10分の1にも満たないのです。ネット掲示板のスレッド数はデスノートが断トツで、恋仲が遠く離れた2位、花咲舞はさらに離れた3位でした」
それほどネットでは話題にならなかったのに、この高視聴率はどうしたわけだろうか。その理由をテレビ誌のライターが解説する。
「ドラマのヒット作には2つのパターンがあります。1つはドラマ好きの層を着実に押さえたもの。もう1つは、普段ドラマを観ない層を集めたものです。前者には『HERO』や『相棒』、後者には『家政婦のミタ』や『半沢直樹』があげられます。そして『花咲舞──』はまさに後者で、とくに中高年の視聴者に支持されたんでしょうね」
この解説通りに年齢の高い層が多く観ていたのであれば、ネットでさほど話題にならなかったのも納得だ。それでは「花咲舞──」が広く支持された理由は何なのだろうか? テレビ誌ライターが続ける。
「大きな要因は、主演を務めた杏でしょうね。渡辺謙の娘という血筋の良さから中高年女性に受けが良く、美人ながら親しみやすいことでオジサンにも人気があります。それに加えて原作が『半沢直樹』と同じ池井戸潤なので、中高年の視聴者にとっては安心のブランドでもあったわけです」
ちなみにマスメディアの世界では高齢化が進むなか、中高年~高齢世代をターゲットにした企画が増えている。今後は「花咲舞──」のように、ネットでは話題にならないヒットドラマが増えるかもしれない。
(金田麻有)
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