エンタメ
Posted on 2015年10月20日 17:54

ギャンブルライター・浜田正則の「パチンコ必勝手記」“「内規変更」でMAX機が消える!?旧内規の新台は用心して打とう!”

2015年10月20日 17:54

20151022t

◆よもやま話「内規変更」◆

 アサヒ芸能10/22号が発売された週に、パチンコ内規が基準変更されます(施行は11月1日から)。

 変更内容は、大当たり確率が320分の1よりも悪い台は11月1日以降導入できないというもので、詳細は次のとおりです。

 MAX機(大当たり確率の上限400分の1)は10月31日の開店まで導入可。

 ミドル機<1>(同320分の1)。16年2月29日の開店まで導入可。

 ミドル機<2>。16年4月30日以降の開店まで導入可。

 同じミドル機でも、こちらは「市場ベース30以上」が条件となっています。「市場ベース」というのは「実際にホールで営業した際に、お客が玉100個(1分あたりの打ち出し数)を打ち込んで何個の戻しがあるか」の数値。

 <2>は、「お客が100個打ったら戻しが30個なければならない」という条件がわざわざ付加されているので、これを見るに、ミドル機<1>と<2>は、ヘソ3個戻しの台と、1個戻しやスルー(0個)の違いでしょう。

 さらに、確変継続率65%の機種も、16年4月30日まで導入可(こちらに関しても市場ベース30以上は条件)で、これらの条件を合わせると‥‥。

 確率は320分の1まで、確変は65%未満、玉持ちを悪くしすぎない、ということになります。

 これは客には優しい改善でしょう。「刺激が減る」と嘆く人より、「遊べるなら歓迎」という意見が大多数ではないでしょうか。

◆実戦指南「駆け込み導入にご用心」◆

 ただ怖いのは、店やメーカーが、今の売り上げありきで台を開発した場合。潜伏確変やノーマル当たりでの時短ナシなど、結局、前より悪いスペックになるかもしれません。

 それもこれも新内規台の導入が始まるのは11月1日以降なので、目下の注意点は、「何でもリリースしてしまえ」という「旧内規台の駆け込み導入」です。

 えてしてこういうタイミングには極悪な台が紛れ込むおそれがあります。なので、新台だからとやみくもに座るのは控えましょう。

 また、こうした内規改正が起きると、「MAXも打ち納め」という衝動に駆られて、「クギがシブくても打っちゃえ」となりそうですが、それも店の思うつぼです。一発台や保留連チャン機がなくなっても、そのつどそれを再現すべく台は開発されてきました。MAX機もまた似たようなのが出ますから、受け流しておけばいいんですよ。

◆プロフィール 浜田正則(はまだ・まさのり) パチンコ生活歴29年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として18年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク