政治
Posted on 2012年06月06日 10:57

人間・金正恩 1兆円支援で拉致被害者30人を返す!(2)

2012年06月06日 10:57

風船にUSBメモリーを…
 中朝国境の北朝鮮側の住民は、ひそかに中国の携帯電話を所有している。中国側の基地局から漏れてくる電波を利用して、韓国に住む知り合いや家族と連絡を取り合い、貿易や北朝鮮脱出の段取りを話し合っているのだ。
 ところが脱北者の男性によれば、
「最近、北朝鮮にほとんど電話が通じない」
 という。北朝鮮当局が妨害電波を出して、携帯電話の使用を邪魔しているためだ。
 情報の遮断は、かつてほど容易ではなくなっている。首都・平壌では、政府公認の携帯電話が100万台を突破している。
 もちろん平壌に住む外国人の携帯電話は、海外にはかけられないよう外部とは遮断されているが、
「携帯を持っていない人間はビジネスの相手にされない」(朝鮮総連系の実業家)
 と言うほど広く浸透しているのが現状である。
 さらには、パソコンも予想外に普及している。在日の親戚が持ち込んだり、中国から中古を輸入しているらしい。インターネットは使えないので、主な目的は韓流ドラマの鑑賞だ。
 これに目をつけた韓国の人権団体は最近、風船にUSBメモリーやDVDを付けて、北朝鮮に向けて飛ばしている。収録されているのは、北朝鮮のひどい現状や金一家の独裁批判などの情報だ。
 これまでは「世界人権宣言」などを印刷した紙に1ドル紙幣を付けて飛ばしていたが、USBメモリーやDVDはビラに比べ、はるかに多くの情報が入る。北朝鮮当局もこういった「新時代のビラ」に神経をとがらせているという。
 携帯やパソコンだけではない。平壌では今、タクシーが急増中だ。公営のバスや地下鉄に乗るのはもはや格好悪い。多少高くても、タクシーに乗って目的地に行くことがステータスシンボルとなっている。平壌を頻繁に訪れる日本人研究者はこう話す。
「中国企業と合弁のタクシー会社が8社生まれ、400台が市内を走っているが、それでも足りない」
 平壌のリッチな奥様方の間では、敵国である韓国の化粧品を使うことも流行している。
 食料危機の北朝鮮で、なぜこうした「小金持ち」が増えているのか。それは小規模な市場が発達し、商品を売り買いし、お金を稼げるようになったためだ。売るのは、自宅の庭に植えた農作物などだという。隣国、中国との貿易が活発化しており、物資の横流しなどで利益を得られるようになったことも大きい。
 こういう人たちは、政府が自分の財産を没収するような政策を出せば、徹底的に反発する。逆に、何もしてくれない自分の国への忠誠心は薄れる一方だ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年06月13日 15:00

    夏といえばそうめんと冷やし中華だが、中華料理チェーン「熱烈中華食堂日高屋」は6月12日から、夏季限定の新メニューを売り出した。「冷し担担麺」(750円)である。社内試食の段階でも人気が高かったという、冷たくて辛い、まさにこれからの季節にピッ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年06月15日 20:30

    女性タレントや女優を褒める際に「等身大」「サバサバしている」などという表現がよく使われる。「自分を飾ることがなく、細かいことにこだわらない」ことが同性に愛される大きな要素ということなのだろうが、私にはこれらの言葉がポジティブなこととして捉え...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月18日 20:00

    タレントのボビー・オロゴンこと近田ボビー容疑者が6月14日、知人女性に対する不同意性交の疑いで千葉県警に逮捕されたが、芸能記者はこんなことを言うのだ。「ボビー容疑者は自身の知名度を悪用しいろいろやらかしているが、表に出ているのは氷山の一角。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク