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記事全文を読む→舞台挨拶で明かされた佐藤浩市と永瀬正敏“初共演”の真実
6月19日、前後編累計観客動員215万人を突破した大ヒット映画「64-ロクヨン-」の舞台挨拶が東京都港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、佐藤浩市、緒形直人、永瀬正敏が「父の日」をキーワードにそれぞれの思いを語り合った。今作が初共演となる3名だが、佐藤の父である故三國連太郎とは緒形と永瀬が、緒形直人の父である故・緒形拳とは佐藤と永瀬が共演しており、互いに因縁めいた感慨を抱いていたそうだ。
緒形は映画「北辰斜にさすところ」(07年公開)の撮影中に三國から「君はそのままいけばいいよ」と言われたそうで、1つの役に精魂を傾ける自身の役者人生の根源を匂わせた。また、父・緒形拳の思い出として、返り血を浴びたメイクのまま帰宅して友人を驚かせ非常に困ったというエピソードを披露し、会場は和やかな笑いに包まれた。
そんな中、永瀬が佐藤との初共演作となるはずだった幻の映画に言及。前編の舞台挨拶時にも語ったその作品は、安部公房の「箱男」だったという。
「実はクランクインの2時間前に中止が決定したんです。ロケ地のドイツで着々と準備を整えていただけに衝撃だったでしょう。2人は相米慎二監督という共通項を持っていますし、永瀬さんがお蔵入りを残念に思い、佐藤さんとの共演を心待ちにしていたことは、再び『箱男』の話を持ち出したことでもわかります」(映画ライター)
難解と言われる安部公房の独特の世界観を、実力派俳優として冠たる名声を築く佐藤と永瀬が演じたら、どんな作品になっていたことか。今からでも、企画を実現してくれるプロデューサーが現れてほしいものだ。
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