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記事全文を読む→アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.13(2)戦後最大のスター「美空ひばり」の愛と死
「歌謡界の女王」美空ひばりも東京ドームでの公演で一度は復活しながら、ついに逝った。89年7月6日号はひばりの大いなる遺産の相続人にスポットを当てて特集している。
〈死去したのは6月24日午前零時28分のこと。間質性肺炎のため、入院先の順天堂大学病院で52年間の生涯を閉じた。これまでの病状を振り返ると、昭和62年4月に持病の腰痛悪化のため福岡市で入院。病名は「左右の大腿骨骨頭壊死」「慢性肝炎」と判明するが、翌63年4月には東京ドームで復活し、不死鳥としてよみがえったのも記憶に新しい。ところが、今年2月に急きょ入院。3月15日には再検査のため、順天堂大学病院に転院。以来、96日間闘病生活で力尽きたのである〉
とひばりの病歴を振り返り、残していった財産について触れている。
〈まずはなんといってもひばり御殿。東京・目黒区青葉台1丁目にある鉄筋コンクリート造り、4階建ての白亜の豪邸だ。土地の広さは563.14平方メートル。昭和46年7月に購入し現在の家屋は昭和60年1月23日に約3億円かけて新築している〉
また、89年7月13日号では秘蔵アルバムを一挙に大公開。さらに短期集中連載「『美空ひばり』と『加藤和枝』」が開始される。
ひばりデビューはちょうどアサヒ芸能の前身『アサヒ芸能新聞』が創刊したのと重なる。以来、取材しつづけてきた蓄積を生かして、生身の女・加藤和枝と、戦後最大のスター・美空ひばりとの間にあった葛藤を描く追悼ドキュメントだった。
中でも、興行で知り合い、父親のように庇護を与えてくれた山口組・田岡一雄組長との親密ぶりについては、他の追随を許さない内容となった。
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