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Posted on 2017年05月11日 17:56

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ソルヴェイグが大波乱を起こす」

2017年05月11日 17:56

 今週は春の古馬女王決定戦「ヴィクトリアマイル」が東京で行われる。昨年は7、1、2番人気での決着だったが、一昨年は2000万円馬券が飛び出すなど、波乱傾向のGI戦。はたして、今年も大波乱が起こるのか!?

 GI戦線、真っただ中。今週のヴィクトリアマイルは、4歳以上牝馬によるマイルの女王決定戦だ。

 今年で12回目と歴史は浅いが、ウオッカにブエナビスタ、そしてアパパネ、ヴィルシーナと、女傑とうたわれる名牝が女王の座に就いており、他のGIに劣ることのない価値ある一戦と言っていい。

 今回、中心視されているのはミッキークイーンである。オークス、秋華賞を勝ったクラシック2冠馬で、昨年は勝ち鞍がなかったものの、ヴィクトリアマイル2着、エリザベス女王杯3着と存在感を示してきた。

 今年は前哨戦・阪神牝馬Sを制して、幸先のいいスタートを切り、このGIに照準を合わせて、しっかりと調整されてきている。強烈な瞬発力が武器で、直線の長い東京コースは得意とするところ。昨年のウップンを晴らして、3つ目のGIを手中に収めるのも容易だろうと見られている。

 ならばミッキークイーンからの流し馬券が筋ということになるが、気になる点もなくはない。初勝利をあげた時が444キロ、秋華賞を制した際が434キロ。そして3カ月半休養後の前走時が438キロ。年齢を重ねても体重は増えることはなく、成長したと感じられないのだ。

 そうであれば今回“2走目のポカ”、つまり反動がないとも限らないではないか。古馬になった今はマイル戦がベストと言えるかもしれないが、成長力が乏しいとあれば、他馬に足をすくわれる可能性も小さくはないはずだ。

 データを見ても、これまでの11回で馬単の万馬券が5回(馬連2回)。ウオッカ、ブエナビスタといった女傑が勝ち名乗りを上げる反面、1番人気馬は3勝(2着3回)、2番人気馬は2勝(2着0回)ということからも、順当に収まりづらいGIであることも確かなのだ。

 であれば波乱の目もなくはない。このレースは4歳馬が6勝(2着8回)と圧倒的に強く、今回もその4歳馬に有力馬、魅力的な穴馬が少なくない。アドマイヤリード、ジュールポレール、フロンテアクイーンはそのクチだが、穴党として強く推してみたいのは、ソルヴェイグだ。

 今期は2戦して【6】【9】着と精彩を欠いており、またスプリンターとしてのイメージが強く、この一戦に関しては評価がまったくと言っていいほど低い。が、そうであれば好都合。人気が落ちたとあれば、それだけ高配当が望めるからだ。

 マイル戦は桜花賞しか経験しておらず、結果17着。しかしこれをもってマイル戦はダメと決めつけるわけにはいかない。そもそも桜花賞は使いづめできたため、疲れから調子はドン底。参考外にしていい。

 実際、鮫島調教師は「折り合いに難があるわけではなく、最近はズブさも見られるので、マイルまでなら問題ないと踏んでいる」という見解。だからこそ前走の高松宮記念後は、ここに照準を合わせて仕上げてきたわけだ。

 短期放牧でリフレッシュ。しっかりと乗り込まれ調整されてきただけに、馬体が締まって実にいい雰囲気に仕上がっている。1週前の追い切りも文句なしだった。

 そもそも、母の父ジャングルポケット(ダービー、ジャパンC)はステイヤーで、それだけにマイル戦はまったく問題ないと見るべきだろう(控える競馬も可能なはずで、しまいを生かす新たな一面を期待できるはず)。

 名馬リファール(ジャック・ル・マロワ賞などGI2勝)、シーキングザパール(GIモーリスドギース賞)、ノビリアリ(ワシントンDC国際SなどGI2勝)と近親に活躍馬が多く、血統的背景からも“一発”があって不思議はない。

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