スポーツ
Posted on 2026年02月03日 11:15

大谷翔平は「WBCで二刀流は可能か」福留孝介が解説する「投げる方は保険が通らないので…」

2026年02月03日 11:15

 本人は含みを持たせる発言をしているものの、デーブ・ロバーツ監督は「投げない」と明言。ドジャース・大谷翔平がWBCで「投手として登板」するかどうかをめぐる問題である。
 本拠地ドジャースタジアムで開催されたファン感謝イベント「ドジャーフェスト」の取材対応で、ロバーツ監督はハッキリと言っている。
「彼はWBCでは投げない。今季、投打を両立させるための最善の方法を考えてのこと。正しい決断だと思う」
 ところがこれに先立って取材を受けた大谷はというと、
「WBCで投げるかはちょっとまだわからない」
 どうやら二刀流に含みを持たせていたのである。

 ロバーツ監督が否定的である以上、登板は難しくなったと思われるが、その背景には「保険」の問題があるという。中日、阪神、メジャーリーグでプレーし、WBC出場経験もある福留孝介氏は2月3日の「おはよう朝日です」(ABCテレビ)で保険について解説した。

 この保険はWBCに出場するメジャーリーグ選手に対し、球団が保険会社と契約するもの。WBC期間中にケガをした場合、シーズン中に負傷欠場している間の年俸を保険会社が肩代わりする。
「保険に入らなくても出場はできる。ただ、ケガをした場合は球団が全額負担。この保険の意味合いとしては、球団を守るような保険。保険期間は投手4年、野手2年と年数もちょっと違う」(福留氏)
 球団にしてみれば、保険に入りたいのは当然。しかしそれには厳しい審査があり、重要項目には直近の故障歴、長期離脱歴が設定されているのだと。

 当初は出場予定だったプエルトリコ代表のフランシスコ・リンドーア(メッツ)は昨シーズンに右ヒジ手術を受けた影響で保険の審査に通らず、出場を断念。プエルトリコでは複数の選手が同様の理由で出場できず、チームとして大会からの撤退を検討する事態となっている。

 そこで大谷だが、福留氏の見解は「打つ方に関しては保険審査が通っているが、投げる方は通っていない」。そのため今回は、打者に専念する可能性が高いという。
「ヒジの手術を二度してますし、去年投手として復帰したばかり。リスクとしては高い。打者としては何の問題もないが、もし大谷選手が投げて打って出ると言ったら、球団は(WBC出場は)NOです。保険が通らないと、投げる方のリスクがあるので。シーズンもあるので、投手として調整はします。ただ、ゲームでは投げないんじゃないかな」

 WBCで大谷のピッチングを見られないのは残念だが、出場してくれるだけでありがたいと思う人は多いのではないか。

(鈴木十朗)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク