芸能

明石家さんまがギャグをパクった!?「パーデンネン」を生み出した芸人は?

 還暦を過ぎてもなお、好感度アンケートで常に上位をキープしている明石家さんま。芸人としても男としても、現役感を失わないのが、魅力の一つだろう。しかし、笑いに厳しいはずのさんまにパクリ疑惑があるのをご存知か。エンタメ系雑誌の記者に話を聞いた。

「ホントですよ。厳密に言うと、ギャグを買った、が正しいんですが‥‥。その相手というのは、月亭八光(はちみつ)。上方落語界の重鎮・月亭八方の愛息子で、地元・関西では知らぬ者がいない関西のカリスマです。さんまさんは、八光が産まれた時から面倒を見ていました。彼が小学2年生になった時、いつもどおり劇場の楽屋で遊んでいて、『お前はアホか!』とさんまさんが言うと、『アホちゃいまんねん、パーでんねん』と切り返された。このフレーズを気に入って、5000円で購入(笑)。『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)のコント・タケちゃんマンで、ビートたけし演じるタケちゃんマンのライバルキャラ・パーデンネンの名台詞として、定着させたのです」

 八光にとって、手の届かない存在になったさんまにギャグを売ったのは大きな誇り。本人は5000円を受け取っていないと言い、さんまは「お父さんに渡してるで」と言う。意見は平行線だが、どうやら八方がくすねたようだ。

「八方はこの道およそ50年の大ベテラン。そんな“親の七光を越えてほしい”という願いを込めて、八光の高座名が与えられました。幼少期から、“八方の息子”としてテレビに出演しまくり、関西ではナニワの接待王、太鼓持ち芸人、ロケの達人というイメージが強いです。妻は元モデル。2人の子どもに恵まれ、一軒家を購入済み。成功者ですよ」(前出・エンタメ系雑誌記者)

 5000円を手に入れられなくても痛くも痒くもないのだろう。

(北村ともこ)

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