芸能

「けものフレンズ」騒動でTOKYO MXのニュースが“怖気づいた”ワケ!

 人気アニメ「けものフレンズ」を巡って騒動が巻き起こっている。第一期で監督を務めた、たつき氏が9月25日にツイッターにて降板を表明。その文面に「ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです」と書かれていたことから、ファンから原作マンガの版権を持つKADOKAWAへの批判が続出している。

 たつき監督の続投を求める署名が2万筆を超える中、27日にはたつき監督が所属するアニメ制作会社のヤオヨロズが同アニメの制作から外れることも発表。騒動が収まる気配はなく、各メディアでも取り上げられる事態となった。そして東京のローカル局である「TOKYO MX」でもこの話題を報じているが、その取り上げ方にファンが怒っているというのだ。テレビ誌のライターがささやく。

「元NHKアナでジャーナリストの堀潤氏がキャスターを務める情報番組『モーニングCROSS』では、たつき監督のツイッター画面を紹介。ところが文面中の『カドカワ』という文字がなぜか消されていたのです。これにファンからは『よりによって一番重要な部分を消すとはなにごとだ!』『いったい何の配慮だよ!』という批判が寄せられています」

 世界中に向けて公開されているツイッターの画面を画像編集するのはナンセンスに過ぎるもの。また同局では「けものフレンズ」を放送していないのだから、変に気を遣う必要もなさそうだ。この事態について前出のテレビ誌ライターは、現場で混乱があったのではと指摘する。

「社名を消した理由はおそらくKADOKAWAが『TOKYO MX』の株式を2%ほど保有する大株主からでしょう。でも株主への配慮が大事なら、最初から『けものフレンズ』の話題を取り上げなければいいだけのこと。おそらく制作現場では株主についての考えは一切なく、放送直前になって上層部が気づいたため、急きょ対応したのではないでしょうか」

 情報番組にも台本や進行の都合があり、急なニュースの差し替えは難しいもの。そこで、せめてもの株主対策として、社名を隠すことにしたのかもしれない。しかしそれがファンのさらなる怒りを買うことになることまでは予想できなかったようだ。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言
4
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」
5
フジテレビ井上清華「早朝地震報道で恥ずかしい連呼」をナゼ誰も注意しない?