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記事全文を読む→嵐・大野智が2017年のジャニタレ主演映画で一番稼げた「カラクリ」
2017年の映画興収ランキングベスト10が発表された。
邦画トップは「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」で興収68.9億円。ベスト10内に「ドラえもん」「ポケモン」「妖怪ウォッチ」など定番人気アニメ6作がひしめきあい、実写はたったの4作。実写トップで3位に輝いたのは、同名漫画を小栗旬の主演で映画化した「銀魂」(興収39億円)。5位に入ったのが、浜辺美波主演の青春映画「君の膵臓をたべたい」(興収35.2億円)。嵐・大野智の「忍びの国」が興収25.1億円で9位だった。
「『忍びの国』は戦国時代を舞台にしたエンターテイメント時代劇。公開当初はよくて15億円どまりという予想でしたが、原作がヒット小説『のぼうの城』の和田竜とあって、しっかりした原作と芸達者な曲者俳優が脇を固めたこともあり、根強い人気をキープ、各地でロングランが続いた」(映画ライター)
これに追い風となったのが、“応援上映”という上映方式企画だ。7月1日に公開された「忍びの国」だが同月26日にジャニタレ主演映画史上初の応援上映が催された。
「ジャニタレ映画では、通常、舞台あいさつを全国各地で掛け持ちして、観客動員数を増やす作戦がとられますが、この映画はまったく違っていました。映画そのものを楽しむという点に主眼が置く展開を図ったわけです。初応援上映の前売り券は発売7分で完売して、当日は忍者の衣装を着たファンが集結。映画のオリジナルグッズはバカ売れ。上映中はお手製の鉢巻きをして、団扇やサイリウムを振り回し、声掛け、拍手、手拍子、黄色い悲鳴と場内は何でもありの状況が認められていたんです。上映終了後はコンサート同様『アンコール!』の声がこだまし、ロビーで記念撮影。口コミによって一気に全国に波及。会場で知り合った大野ファンが親交を深めるなど、新たな交流の場となったんです」(ジャニーズウオッチャー)
応援上映は、開始から1カ月後に全国47都道府県を制覇する勢いに。その後、大野の誕生日記念や、嵐のドームツアー、映画のBlu-ray&DVD発売に合わせてなど、記念応援上映がどんどん追加されていき、公開半年後の年明けにも行われる運びとなっている。
ちなみに同映画は山田洋次監督の「家族はつらいよ」や是枝裕和監督の「三度目の殺人」と並んで、「第2回アジアン・ブリリアント・スターズ」のノミネート作品に選ばれた。めでたく受賞した暁には、ふたたび記念の応援上映が催されるかもしれない。一方、木村拓哉や二宮和也、松本潤らの主演映画は、いずれも討ち死に。大野映画が頭ひとつ抜け出せたのは、応援上映の嵐のおかげだった。
(塩勢知央)
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