芸能

中居正広、故野村沙知代に「サッチー」命名もしていた“愛される力”!

 野球好きの中居正広にとって、野球評論家の野村克也さんの妻でタレントの野村沙知代さんの急死はショックだったに違いない。幼少期はジャイアンツの選手になる夢を抱いて、野球三昧。怪我によって夢は断念せざるをえなかったが、SMAP時代から野球特番の司会を務める機会に恵まれた。さらに、2013年には侍ジャパン公認サポーター、2017年にはワールドベースボールクラシックの侍ジャパン公認サポートキャプテンに就任して、現地取材を重ねている。

 現在は「週刊ベースボール」で月1連載コラム「中居正広のとことん野球好き!!」をファンの視点で書いており、ラジオ「中居正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送)でも、野球愛を語っている。野球の話だけで番組が終わることも珍しくない。

 そんな中居と沙知代さんには、切っても切れない縁がある。スポーツ新聞の元プロ野球担当記者はこう話す。

「ノムさんを一流にしたカカア天下で、90年代後半にはタレントとして大忙しだった沙知代さんですが、愛称のサッチーは、実は中居くんが名づけたんです。2008年11月22日に中居くんの主演映画『私は貝になりたい』が封切られているんですが、その日が夫婦の日ということで、野村夫婦が特別試写会に出席。その檀上で、『あの子(中居)とはね、笑っていいとも!で共演したのよ。その時に彼が、サッチーって言い出したのよね』と明かしているんです」

 2人は確かにいいとも!レギュラー。どうやら中居が得意とする、柔和な対応力で相手の懐に飛び込む作戦で、2人は距離を縮めたようだ。ノムさん&サッチーの夫婦に愛された中居。そこには名付け親となったことも大きく関係していることだろう。

(北村ともこ)

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