スポーツ

メダルラッシュでも隠せない「平昌五輪“裏”ダイジェスト」(1)羽生結弦をめぐる狂騒曲

 フィギュアスケート・羽生結弦の金メダル獲得で、ボルテージが最高潮に達した平昌五輪。だが、極寒の地で繰り広げられるメダル争奪戦をよそに、日本の美女アナや北朝鮮の美女軍団、そして出稼ぎできたある職種の人までもが予期せぬトラブルに遭遇していた。「放送NG」ドタバタ舞台裏をダイジェトでお届けしよう。

 メダルラッシュの快挙が続き、次々と新たなスターが誕生している平昌五輪。10代から「天才少女」と注目されたスピードスケートの高木美帆(23)は、1500メートルで「銀」、1000メートルで「銅」と女子個人種目で初めて複数のメダルを獲得して冬季五輪の歴史を塗り替えた。そんな高木が取材陣をドギマギさせたのは、コンマ数秒のレース結果だけではなかった。スポーツライターはこう明かす。

「ふだんは笑顔で対応してくれますが、五輪のプレッシャーで本番前日は報道陣の取材に応じず、ピリピリした空気が流れていました。そんな状況下で、練習の休憩中にレーシングスーツ(競技用ユニホーム)の上半身を脱いでインナーシャツ姿になったんです。しかも、シャツをめくっておなかを拭くので、汗だくボディがまる見えに。思わぬシーンにカメラマンが慌ててシャッターを切っていました」

 同じく平昌五輪のヒロイン、ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅(21)はみごと銅メダルを獲得。大会前は調子が上がらず苦戦が予想されたが、意外とリラックスしていたようだ。

「公式練習が終わったあと、寒くて震えている取材陣に、『頑張ってください~』と声をかけてくれたんです。そのひと言だけでおじさん記者はメロメロ。韓国では『妖精』と呼ばれて人気なのですが、その理由は韓国の若い女性にはやっているオルチャンメイク(最高にかわいい化粧)を高梨も取り入れて、美人になったからと言われています。本人はものまねメイクで有名なざわちん(25)を師匠と仰ぎ、メイクの参考にしていますが」(スポーツ紙記者)

 黄色い声援はケガから鮮やかに復活したフィギュアスケートの羽生結弦(23)の登場で最高潮に達した。2月11日に一人で韓国入りして仁川空港に到着すると、女性ファンが殺到する騒ぎに。

「混乱を想定していた日本スケート連盟が日本オリンピック委員会に依頼して、警備員8人を用意する厳戒態勢を敷きました」(前出・スポーツ紙記者)

 だが、これは「騒動」のほんの序曲にすぎなかった。ついに迎えた決戦当日、“奇跡の復活”を祈る大観衆を前に、羽生の演技は完璧だった。初日のショートプログラム、二日目のフリーと、大技を決めるたびに大観衆はどよめき、万雷の拍手で館内は沸き返る。結果、みごとに五輪2連覇を完全優勝で飾ったのだ。

「チケットは大会前に売り切れ。少しでも間近で見たいファンが早朝から長蛇の列を作っていたんです。羽生自身は騒ぎに慣れたもので、本番リンクで練習した時には、一緒に出場する田中刑事(23)のフリー曲の動きをものまねして周囲を笑わせていました」(前出・スポーツライター)

 ふだん羽生はファンの間でおなじみの「くまのプーさん」のティッシュケースをリンクに持ち込む。しかし国際オリンピック委員会は、キャラクターの宣伝行為に厳しく目を光らせているため、今回はいちごのショートケーキ風に装飾された五輪仕様のカバーをお披露目したところ、

「熱烈ファンはそれすらも『すてき~』とベタボメでした‥‥。当然、連覇の偉業には大半が涙を流していましたよ」(前出・スポーツライター)

“羽生狂騒曲”は完全優勝後のこれからも、もっと続きそうだ。

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