横綱・照ノ富士に引退危機がヒタヒタと迫っている。秋場所は両膝の不具合で全休。この2年間でなんと9回もの休場をしているのだ。横綱審議委員会は「秋巡業には参加し、稽古を積んで、できるだけ早い復帰への意気込みと責任感を示している。そこを見守ってい...
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大の里が優勝した秋場所で9勝6敗の好成績、上位挑戦3度目にして三役入りのチャンスをつかんだのは王鵬だ。今年の春場所には、初顔合わせで横綱・照ノ富士を破っているが、「その時、これはタダ者ではないと思いましたね。この秋場所、上位陣の取り組みを見...
記事全文を読む→相撲界に、前代未聞の〝ちょんまげ大関〟が誕生する。9月22日に千秋楽を迎えた大相撲秋場所は、関脇・大の里が13勝2敗で2度目の幕内優勝を決めた。大の里は千秋楽こそ同じ関脇の阿炎に不覚を取ったが、これで夏場所以降の3場所で34勝と、大関昇進の...
記事全文を読む→大相撲秋場所を大いに盛り上げた関脇・大の里。直近3場所合計33勝で大関昇進という目安だが、三役が2場所目ながら、なにしろ先々場所を小結で優勝したことや、先々場所と先場所に横綱・照ノ富士を撃破した実績がある。大銀杏を結えない「ちょんまげ大関」...
記事全文を読む→関脇・大の里が猛威を振るう大相撲秋場所で、相撲解説者の北の富士氏が特に買っているのが、東前頭七枚目の若隆景だという。若元春の双子の弟で、優勝経験もある力士だ。若隆景が優勝したのは2年前の春場所。高安とデッドヒートを繰り広げた。千秋楽、12勝...
記事全文を読む→やはり規格外の強さだ。大相撲秋場所は8日目の9月15日、十両の尊富士が朝紅龍を押し出しで下し8戦全勝で勝ち越しを決めたが、これが史上初の記録となった。尊富士のストレート給金は新十両だった今年初場所、新入幕だった春場所に続き今年3度目だが、関...
記事全文を読む→群雄割拠の大相撲は、今場所も戦国時代さながらの大混戦が続いている。スポーツ紙デスクが解説する。「今年は春場所で尊富士、夏場所では大の里と、十両以上の関取の象徴である大銀杏を結えない『ちょんまげ力士』が幕内優勝を果たしています。今場所も手負い...
記事全文を読む→大関から陥落して臨んだ名古屋場所で8勝止まりと、二桁に届かなかった霧島の調子が、ようやく元に戻ってきた。大相撲秋場所2日目の熱海富士との対戦では、立ち合い霧島の右の腕を抱えて強引に寄り立てる熱海富士を土俵際、下手投げで体を入れ替えた。サーカ...
記事全文を読む→先の名古屋場所で10勝を挙げた平戸海が、秋場所(9月8日初日)では据え置きの西小結となった。相撲ライターがこの番付を解説する。「本来なら関脇でもよかったんですが、大関陥落組が2人いるだけに、やむをえない。初の三賞となる技能賞を受賞したことだ...
記事全文を読む→大相撲名古屋場所の前半戦で連敗を喫し、存在感が薄い関脇・大の里が、11日目に横綱・照ノ富士の全勝を止めた。「おそらく、千秋楽が豊昇龍との対戦になるでしょう」と言うのは、相撲ライターだ。「先場所は迫力のある、絵に描いたような下手投げで、豊昇龍...
記事全文を読む→7月14日に初日を迎えた大相撲名古屋場所だが、場所前に相撲記者がこう語っていた。「今場所の見どころは、何と言っても大の里。夏場所で幕下付け出しから史上最速の所要7場所で優勝を果たした大の里は、今場所の成績と内容次第では場所後に大関に昇進する...
記事全文を読む→「出るために(夏場所を)全休した。出るからには優勝したい」7月14日に初日を迎える大相撲名古屋場所に向け、そう言って静かに闘志を燃やしたのは朝乃山だ。約3年ぶりに三役に復帰した今年5月の夏場所は、春巡業中に痛めた右膝じん帯損傷のため、無念の...
記事全文を読む→日本相撲協会は5月29日、夏場所限りで引退した力士を発表。幕下以下の力士12人の引退の発表を行った。だが12人のうち、何と5人が伊勢ケ浜部屋所属で、しかも4人が元横綱・白鵬が率いた旧宮城野部屋所属だった。旧宮城野部屋といえば、所属力士だった...
記事全文を読む→初土俵から7場所での優勝は、幕下付け出しとしては、石川県出身の大先輩である元横綱・輪島の15場所を大きく塗り替える最速記録。また、新三役での初優勝は昭和32年5月場所の安念山(後の関脇・羽黒山)以来、67年ぶりという歴史的快挙でもあった。5...
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