大相撲九州場所で10勝5敗とまずまずの成績を挙げた尊富士は、年明けの春場所に向けて、「そんなに満足していない。勝ち越しても10勝しても変わらないです。早く三役に上がりたい」と語っている。相撲ライターが言う。「尊富士が春場所で110年ぶりの新...
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大相撲が今、激流のただ中にいる。審判部から「九州場所を大関獲りの起点と考える」と伝えられたのは若元春だった。年明けの初場所は琴桜、豊昇龍にとっての横綱挑戦の場所であるばかりではなく、若元春の大関挑戦の基礎固めの場所になった。相撲ライターが言...
記事全文を読む→大相撲九州場所で初優勝した大関・琴桜の祖父、初代琴桜は右押っつけ、左のど輪で一気に攻める押し相撲を得意として、「猛牛」と呼ばれた。1972年の九州場所、14勝1敗で3度目の優勝を飾ると、1973年1月場所も14勝1敗で連覇し、場所後に横綱に...
記事全文を読む→たび重なる右膝の負傷で幕下まで番付を下げながら、その苦難を乗り越え、この大相撲九州場所で東前頭2枚目にまで復活した若隆景。優勝経験がある元関脇は「久々の幕内上位での相撲。気を引き締めて一日一番、相撲を取っていきます」と謙虚だが、相撲ライター...
記事全文を読む→日本相撲協会は秋巡業を10月17日から離脱した新大関・大の里の診断書を公表し、「アデノウイルス感染症で約1週間の安静、加療を要する見込み」と明かした。アデノウイルスは非常に感染力の高いウイルスで、協会発表では1週間の加療が必要ということにな...
記事全文を読む→横綱・照ノ富士に引退危機がヒタヒタと迫っている。秋場所は両膝の不具合で全休。この2年間でなんと9回もの休場をしているのだ。横綱審議委員会は「秋巡業には参加し、稽古を積んで、できるだけ早い復帰への意気込みと責任感を示している。そこを見守ってい...
記事全文を読む→大の里が優勝した秋場所で9勝6敗の好成績、上位挑戦3度目にして三役入りのチャンスをつかんだのは王鵬だ。今年の春場所には、初顔合わせで横綱・照ノ富士を破っているが、「その時、これはタダ者ではないと思いましたね。この秋場所、上位陣の取り組みを見...
記事全文を読む→相撲界に、前代未聞の〝ちょんまげ大関〟が誕生する。9月22日に千秋楽を迎えた大相撲秋場所は、関脇・大の里が13勝2敗で2度目の幕内優勝を決めた。大の里は千秋楽こそ同じ関脇の阿炎に不覚を取ったが、これで夏場所以降の3場所で34勝と、大関昇進の...
記事全文を読む→大相撲秋場所を大いに盛り上げた関脇・大の里。直近3場所合計33勝で大関昇進という目安だが、三役が2場所目ながら、なにしろ先々場所を小結で優勝したことや、先々場所と先場所に横綱・照ノ富士を撃破した実績がある。大銀杏を結えない「ちょんまげ大関」...
記事全文を読む→関脇・大の里が猛威を振るう大相撲秋場所で、相撲解説者の北の富士氏が特に買っているのが、東前頭七枚目の若隆景だという。若元春の双子の弟で、優勝経験もある力士だ。若隆景が優勝したのは2年前の春場所。高安とデッドヒートを繰り広げた。千秋楽、12勝...
記事全文を読む→やはり規格外の強さだ。大相撲秋場所は8日目の9月15日、十両の尊富士が朝紅龍を押し出しで下し8戦全勝で勝ち越しを決めたが、これが史上初の記録となった。尊富士のストレート給金は新十両だった今年初場所、新入幕だった春場所に続き今年3度目だが、関...
記事全文を読む→群雄割拠の大相撲は、今場所も戦国時代さながらの大混戦が続いている。スポーツ紙デスクが解説する。「今年は春場所で尊富士、夏場所では大の里と、十両以上の関取の象徴である大銀杏を結えない『ちょんまげ力士』が幕内優勝を果たしています。今場所も手負い...
記事全文を読む→大関から陥落して臨んだ名古屋場所で8勝止まりと、二桁に届かなかった霧島の調子が、ようやく元に戻ってきた。大相撲秋場所2日目の熱海富士との対戦では、立ち合い霧島の右の腕を抱えて強引に寄り立てる熱海富士を土俵際、下手投げで体を入れ替えた。サーカ...
記事全文を読む→先の名古屋場所で10勝を挙げた平戸海が、秋場所(9月8日初日)では据え置きの西小結となった。相撲ライターがこの番付を解説する。「本来なら関脇でもよかったんですが、大関陥落組が2人いるだけに、やむをえない。初の三賞となる技能賞を受賞したことだ...
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