打線以上に大きな課題を残したのが捕手です。シーズン中から固定できず、日本シリーズでもチグハグな起用となってしまいました。ベンチの考えにブレを生じさせたのが、3戦目の藤浪の暴投でした。1点ビハインドの4回一死二塁、細川を変化球で空振り三振に仕...
記事全文を読む→掛布雅之
日本シリーズでソフトバンクに敗れた阪神は、来シーズンに向けての準備をすでに始めています。私も10月末に球団との間で来季の契約を更新しました。GM付育成&打撃コーディネーター(DC)として2年目がスタート。11月3日から高知・安芸秋季キャンプ...
記事全文を読む→注目の4番ですが、小久保監督は会見で中田を指名しました。今季は打点王に輝き、CSでも4試合連続ホームランを放つなど抜群の勝負強さを見せました。ですが、ジャパンの「真の4番」となるためには、17年までにもう少し安定感を身につけてほしいと思って...
記事全文を読む→野球ファンの皆さんは、日本シリーズの余韻が残っているのではないでしょうか。でも、今年はワクワクする勝負がまだまだ残っています。11月12日から8年ぶりに日米野球が開催され、侍ジャパンがメジャーリーガーと対決します。17年の第4回WBCに向け...
記事全文を読む→しかし、来季に不安なデータがあります。ゴメスはプロ野球歴代7位の166三振を喫しましたが、メヒアも歴代14位の156三振を記録しています。途中来日で打数の少ないメヒアの三振確率は2.88打席に1回でした。仮にゴメスと同じ打席数に立っていれば...
記事全文を読む→日本シリーズで盛り上がるこの時期ですが、一方で各球団の外国人選手の去就が気になるところです。1年目で打点王を獲得した阪神・ゴメス、本塁打王に輝いた西武・メヒアなどは、球団も優良外国人として評価しているので、来季の契約を喜んで結ぶはず。しかし...
記事全文を読む→チームでは長年、抑えを任されてきた岩瀬が年齢的な衰えを隠せなくなっています。ここ2、3年の中日の低迷は岩瀬、浅尾の不振が要因の一つでした。今季の経験を生かして福谷がさらに一皮剥ければ、9回の3つのアウトから逆算する中日の野球を再構築できるは...
記事全文を読む→ポストシーズン真っ盛りです。クライマックスシリーズ最終ステージから日本シリーズへ。この時期までプレーできるチームは幸せです。一方で、敗れ去ったチームは来季に向けて、早くも準備、スタートを切っています。日本一を目指す戦いは続きますが、ひとまず...
記事全文を読む→4番・鳥谷を推す理由がもう一つあります。彼はチームの顔でありながら、前に出るタイプではありません。4番打者という肩書を加え、いやおうなしにチームを背負わせるべきだと思うのです。5番・ゴメスは彼の特徴を考えた場合、適任ではないでしょうか。4番...
記事全文を読む→プロ野球は両リーグともにクライマックスシリーズ(CS)に進出するチームが決定しました。セ・リーグの第1ステージは阪神と広島が激突し、最終ステージで待つ巨人への挑戦権を賭けて戦います。おさらいすると、CSは2007年から導入された制度です。第...
記事全文を読む→高年俸化は、93年オフに導入されたフリーエージェント(FA)制度の影響も大きいでしょう。主力選手がFA宣言すると他球団との争奪戦になりますから、当然、年俸はつり上がっていきます。また、年俸だけでなく、複数年契約という保証も獲得条件に加わって...
記事全文を読む→秋風が吹く時期になると、ベテラン選手の去就が報道をにぎわせます。42歳の日本ハム・稲葉が引退を発表した一方で、球界最年長49歳の中日・山本昌は50歳となる来季も現役続行が濃厚と言われています。山本昌は今季初登板となった9月5日の阪神戦(ナゴ...
記事全文を読む→先日、独身寮で梅野と顔を合わせた際も、「(プロの打者は)すごいですね」としみじみ語っていました。思い切りのいい打撃と強肩は確かに魅力がありますが、あまりにもドラフト4位の新人に負担をかけすぎたのではないでしょうか。阪神は捕手2人制で、先発マ...
記事全文を読む→伝統の一戦と言われる阪神と巨人との戦いは、レギュラーシーズンの全24試合が終了しました。成績は阪神の11勝13敗。ほぼ互角の数字ですが、勝負どころの8月以降は2勝7敗と大きく負け越しました。最後の激突となった9月9日からの3連戦では99年以...
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