今は「今日は能見が投げるから勝てる」という雰囲気もベンチに感じられません。それも自身が積み重ねてしまった負の歴史があるからです。昨季の優勝争いの時にエース対決で勝てない姿、開幕戦で炎上する姿、弱い能見を見せてきたのです。エースとしての、ベン...
記事全文を読む→掛布雅之
お盆を過ぎてもセ・リーグの優勝争いは混沌としたままです。巨人、阪神、広島の上位3チームが、波に乗れないまま、ひしめき合っています。その理由の一つは、各チームのエースが自軍を引っ張りきれていないからです。中でもいちばん苦しんでいるのが阪神の能...
記事全文を読む→実際に阪神も8月7日のヤクルト戦(神宮)で象徴的な展開がありました。1-1の4回無死一、二塁で伊藤隼に送りバントさせ、1点を取りにいく作戦を選択しました。結果的に梅野、歳内が凡退して無得点で終了。その裏の攻撃でヤクルトはイケイケの強行策で一...
記事全文を読む→今夏のセ・リーグのペナント争いは、2つの台風の目が猛威を振るっています。それはDeNAとヤクルト。前半戦で出遅れた両チームが打力を武器に上位チームを苦しめています。巨人、阪神、広島に中日まで含めた上位4チームはダンゴ状態。抜け出すためにはD...
記事全文を読む→掛布寂しいのは、やっぱり鳥谷が生え抜きとして、チームを引っ張りきれていないことだね。今年は鳥谷のチームで勝たないといけない。それが新聞報道のあり方を見ていても、ゴメス、マートンのチームになってしまっている。桧山鳥谷は昔から遠慮がちな部分があ...
記事全文を読む→掛布キャプテンはトリ(鳥谷)だけど、真面目すぎる。チームのムードを変えるには、やんちゃな一面があったほうがいい。優等生タイプだもんな。桧山ちょっとタイプが違いますね。鳥谷がもう一皮剥けてチームを背負って立つ選手になるためには、三振した時など...
記事全文を読む→7月を好成績で乗り切った阪神。8月からのさらなる攻勢で9年ぶりのリーグ優勝、そして29年ぶりの日本一を目指す。期待高まる虎党読者へ、今回は特別企画「阪神4番対談」をお送りしよう。阪神の「顔」とは、どんな存在であるべきか。重責を担った男たちの...
記事全文を読む→後半戦スタートの4番に長野を抜擢するあたりは、今年だけでなく、その先をにらんでいるとも感じます。長年、チームの顔だった阿部は年齢面を考えると来年、再来年も主軸を張れる保証はありません。将来、生え抜きで4番を張れる選手を探した場合、長野しかい...
記事全文を読む→今年のオールスターゲームは、久々に見応えがありました。中でも2戦目に先発した日本ハム・大谷のパフォーマンスは突出していました。オリックス・金子の変化球を駆使した投球術もすばらしいものでしたが、それも大谷の真っ向勝負のあとだったからこそ映えた...
記事全文を読む→7月の8連勝は梅野だけでなく、チームにとっても「ゾーン」に入った状態でした。だからこそ残念なのは、マエケンが先発予定だった10日の広島戦(甲子園)が台風接近で流れたこと。相手がエースの前田で、こちらはローテの谷間でプロ初先発の金田。分が悪い...
記事全文を読む→阪神が7月に入って息を吹き返しました。1日のヤクルト戦(倉敷)から7年ぶりの8連勝をマーク。その間、5日のDeNA戦(横浜)の7回から、9日の広島戦(甲子園)の7回まで延べ4試合で、プロ野球記録となる27イニング連続安打を樹立しました。ゴメ...
記事全文を読む→オリックスの馬原、佐藤達、平野佳の3人も、これからの夏本番、秋にかけてが本当の勝負でしょう。中でも馬原が1年間もつかどうかがポイントです。過去2年は右肩手術などで12年が登板なし、13年も3試合しか登板していませんが、今季は07年の54試合...
記事全文を読む→阪神と同じ関西に本拠地を持つオリックスが好調です。開幕前の下馬評は決して高くなかったのですが、大本命のソフトバンクと激しい首位マッチレースを繰り広げています。エース・金子と西の先発2枚看板や、糸井とペーニャを擁する打線も強力ですが、快進撃の...
記事全文を読む→仮に、打撃のことだけを考えてもいいDHというポジションを与えられていたなら、85キロぐらいまでは増やしたはずです。実際に毎年、春季キャンプの時期は85キロの体重があり、すごく楽にボールが飛ばせました。でも、オープン戦で三塁の守備に就くと、必...
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