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記事全文を読む→掛布雅之 日米野球8年ぶり開催で考える“最強布陣”(1)
野球ファンの皆さんは、日本シリーズの余韻が残っているのではないでしょうか。でも、今年はワクワクする勝負がまだまだ残っています。11月12日から8年ぶりに日米野球が開催され、侍ジャパンがメジャーリーガーと対決します。17年の第4回WBCに向けての試金石にもなる戦いで、若手中心のメンバーがどういうプレーを見せるのか楽しみです。
MLBオールスターも、豪華なメンバーとなりました。注目は両リーグの首位打者でしょう。打率3割1分9厘でナ・リーグのタイトルを獲得したジャスティン・モーノー(ロッキーズ)は、06年に34発、131打点でリーグ最優秀選手(MVP)にも輝いた左のスラッガーです。ア・リーグで打率3割4分1厘を記録したホセ・アルトゥーベ(アストロズ)は、身長168センチと小柄な右打ちの二塁手ですが、抜群のスピードを誇り、56盗塁で盗塁王にも輝いています。第3回WBCでドミニカ共和国を世界一に導き、MVPにも輝いたロビンソン・カノ(マリナーズ)、キューバ出身の次世代のスーパースター候補、ヤシエル・プイグ(ドジャース)も見逃せません。
受けて立つ侍ジャパンも十分に勝負できる布陣です。注目の一人は売り出し中のヤクルト・山田でしょう。今季、打率3割2分4厘、29本塁打、89打点で大ブレイクしました。習志野高校で私の2学年後輩のヤクルト・小川監督は今季限りで監督を退きましたが、山田は彼が手塩にかけて育てた選手です。高卒1年目の11年は一軍未出場ながら、CS最終ステージの中日戦で2戦目から「1番・遊撃」として大抜擢されました。将来の主軸になる選手と見込んでの起用で、ブレイクするまで時間がかかりましたが、眼力の確かさを証明しました。強く振れるだけでなく、74四球の数字が示すように我慢も身につけ始めています。
その山田でも簡単に二塁の定位置を奪えないのが、侍ジャパンの層の厚さを表しています。恐らく小久保監督は二塁のレギュラーとして広島・菊池を置くのではないでしょうか。異次元とも言える守備範囲の広さを誇り、二塁のシーズン補殺数535は、昨季のみずからの記録を更新するプロ野球記録です。守るだけでなく、打力も年々上昇。今季は打率3割2分5厘を記録し、球界を代表する二塁手として成長しました。
侍ジャパンの内野は、一塁・中田、二塁・菊池、遊撃・坂本、三塁・山田。これがベストの布陣ではないでしょうか。内野は右打者ばかりですが、逆に外野は左打者で楽しみな選手が多くいます。今回のメンバーではオリックス・糸井、広島・丸、ソフトバンク・柳田と3人とも走攻守がそろっています。打線としての右、左のバランスも悪くないはずです。
捕手では今回、巨人・小林、オリックス・伊藤、楽天・嶋の3人が選ばれましたが、17年の正捕手の大本命は西武・森ではないでしょうか。軸のぶれないパワフルなスイングは魅力にあふれています。来年、再来年と守りの経験を積めば、球界を代表する「打てるキャッチャー」となるはずです。
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