スポーツ
Posted on 2025年04月12日 09:58

2026年WBC「侍ジャパンだけが長距離移動を強要」される魔の日程

2025年04月12日 09:58

 来春開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグの日程が発表された。連覇を目指す侍ジャパンは、台湾代表といきなり対戦することが決まった。台湾は昨年11月のプレミア12大会の決勝で敗れた因縁の相手である。

「台湾は今回のWBCに出場するため、予選を勝ち上がらなければならないポジションにいました。前回のWBC後、若い世代の育成が進んでU-12、U-18も強くなり、10代で国際試合を経験した投手が国内リーグで結果を出したりも。その流れで本代表は急激に強くなっていきました」(球界関係者)

 侍ジャパンとしてはプレミア12大会のリベンジを果たしたいところだが、「日程」がネックとなるのは1次リーグだけではなかった。WBCを主催するWBCIのリリースなどを見てみると、前大会と異なるのはまず「準々決勝」の扱われ方だ。

 前大会の侍ジャパンは準々決勝を東京ドームで戦い、そのまま球場から空港に直行して、準決勝と決勝の舞台であるアメリカに向かった。

 しかし2026年大会の「準々決勝」はアメリカで行われる。予選プールCに振り分けられた侍ジャパンは、プールD(ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグア)の上位2チームと対戦する。予選1位通過ならプールD2位チームと、2位通過なら同1位チームと準々決勝で激突することになる。

 その予選プールDの全試合会場は、準々決勝の舞台であるアメリカのローンデポ・パーク。予選プールCの試合会場は東京ドームだが、前大会決勝戦の相手だったアメリカは、ヒューストンのダイキン・パークが試合会場となる予選プールBに振り分けられた。また、予選プールAは米国プエルトリコ島のサン・ファン市が舞台だ。

 つまり、長距離移動を「強要」されるのは、侍ジャパンの予選プールCだけ。しかも最終試合日は3月14日で、準々決勝は16日だ。ローンデポ・パークのあるマイアミと東京の移動時間は、飛行機の直行便で約15時間。おそらく前大会同様、球場から空港に直行となるだろう。

 時差も加味して考えなければいけないが、WBCIの発表通りなら、予選最終試合から35時間ほどで準々決勝を迎える「弾丸スケジュール」となる。

「準々決勝で先発させる投手を先に現地入りさせるか、メジャーリーグの日本人投手の誰かを予選から外して現地待機させる可能性もあります」(前出・球界関係者)

 侍ジャパンの真の強敵は「日程」のようである。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月07日 08:45

    バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役と...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月10日 11:00

    またもや、負のスパイラルの繰り返しである。楽天が6月10日、借金15の成績不振を理由に、三木肇監督の休養を発表した。10日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが「監督代行」として指揮を執る。楽天の監督交代はもはや、お家芸だ。2005年に新規参入...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月10日 14:30

    局アナによる異例の公表が、大きな波紋を広げている。出演するラジオ番組で「結婚」について激白したのは、TBSの山本恵里伽アナウンサーだ。それは6月9日放送の「荻上チキ・Session」でのこと。山本アナは、法律婚ではなく事実婚を選んだと明かし...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク