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記事全文を読む→通算350勝で野球殿堂入り…元阪急・米田哲也「缶酎ハイ万引き逮捕」でわかった「暮らしぶりと病状」
兵庫県警尼崎北署は3月25日、尼崎市内のスーパーで缶酎ハイを万引きしたとして、元プロ野球選手で無職の米田哲也容疑者を、窃盗の疑いで現行犯逮捕した。
事件が起きたのは、米田容疑者の自宅に近いスーパー。尼崎北署によれば、米田容疑者は同日午前10時40分頃、1本303円の缶酎ハイ2本(350ミリ、オレンジ味)をポケットの中に隠し、そのまま店を出ようとした。
その様子を目撃した店員が、店長に報告。店長が店の外で声をかけると逃げようとして、揉み合いに。米田容疑者が声を荒らげ、持っていた杖で殴りかかろうとしたため、店長が警察に100番通報し、あえなく御用になったというのだ。その後、尼崎北署に留置された米田容疑者は、容疑を認めているという。
米田容疑者は1956年から1977年にかけて、阪急(現オリックス)などで活躍した名投手。金田正一の通算400勝に次ぐ、プロ野球歴代2位の350勝をマークし、2000年には野球殿堂入りした。現役時代にはそのズバ抜けたスタミナから「人間機関車」「ガソリンタンク」と呼ばれた。
その往年の名投手がなぜ、缶酎ハイなんぞを万引きしたのか。在阪スポーツメディアのベテラン記者は、今回の事件の背景を次のように指摘するのだ。
「近年の暮らしぶりは、かつての高級住宅街から集合住宅に移り住むなど、芳しくなかったと聞いています。しかし万引きの背景は、それだけではないでしょう。酒豪で知られる米田容疑者は現役時代から痛風を患い、最近は糖尿病の悪化で極度に痩せ細っていました。それでも酒をやめられなかったといいますから、長年にわたる過度の飲酒や加齢によって、善悪の判断が難しくなっていたのかもしれません」
ちなみに、このような背景がある場合、情状酌量の余地は大きくなる。加えて今回の万引きが初犯であれば、起訴される可能性はさらに低くなるとされている。大投手には晩節を汚すことなく、栄誉ある人生を全うしてもらいたいが…。
(石森巌)
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