スポーツ
Posted on 2017年01月18日 12:56

稀勢の里「優勝と横綱昇進」を阻む「部屋崩壊」!(3)親方を選び直したいが…

2017年01月18日 12:56

20170119f3rd

 こうした「部屋崩壊」とも言える惨状に、

「西岩親方は将来、部屋を持つつもりで、すでに建築中なんですが、稀勢の里を連れて出ることも考えているようです。まぁ現実的には難しいでしょうが、それほどの状態にあるということです」(相撲関係者)

 当然ながら、指導力ゼロの師匠の下では、稀勢の里の相撲そのものが荒れるのは当然で、解説者の北の富士氏をはじめとする好角家もしばしば、「稀勢の里は四股を踏まなくなった」「四股が足りない」と指摘している。相撲担当記者も、こう言って嘆くのだ。

「そうするとね、連合稽古の時だけ、田子ノ浦親方は上がり座敷から『四股を踏め』と声を飛ばす。本当に調子のいい人ですよ。でも、ふだんの稽古ではそんなことは何も言わないし、言ったところで稀勢の里は田子ノ浦親方をバカにしていますから『十分やっている』と突っぱねて、耳を貸しません」

 ある意味、稀勢の里自身にも問題はあると言えるが、中澤氏は、

「今のままでは横綱昇進なんてできっこない」

 と悲観的だ。さらに続けて言う。

「中には『師匠を代えたらどうだ』という声もありますが、相撲界では弟子が親方を選び直すことはできないんですよ」

 現在の日本人力士の中では圧倒的に強い稀勢の里にとって、これは悲劇と言うほかない。昨年、3度の綱取り全てに失敗したのもしかたがないことなのか‥‥。

「師匠と部屋の名前が変わって出直した時から、稀勢の里の胸を孤独感が占めてきているのではないか」

 杉山氏はそう言って、稀勢の里を思いやる。

「生真面目でいちずな性格。おまけに、酒を飲んで発散するタイプではない。しかし、そんなことを言っている場合ではない。ここは自分と向き合い、横綱になるという目標に向かって頑張ってほしい。気持ちを大きく持って周囲を気にせず、まっすぐ進むことです」

 昨年12月18日、横審の稽古総見が行われた。稀勢の里は3人の横綱から1勝ずつ上げる5勝3敗で終わり、場所前の調整で調子を上げていくことを誓った。

 初場所前、部屋から外出する稀勢の里を直撃した。

「大関、相撲協会審判部や横審の委員たちは、初場所で高いレベルの優勝をすれば、横綱に昇進する可能性ありと言っています」

 記者がそう投げかけると、正装して4WD車に乗り込んだ稀勢の里は後部座席の窓を開け、こう答えていたものだ。

「ハ~イ。頑張りまぁ~す」

 まるで他人事のような、冷めきった声だった。元力士は言う。

「横綱が1人誕生すると、相撲協会からその部屋に支給される弟子の養成費がアップする。だけど、こんなバカな師匠の懐を潤わせてもしょうがない‥‥稀勢の里はそう思ってヤル気が起きないのかもしれませんね」

 やはり悲劇は続きそうなのである。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年06月24日 20:00

    中道改革連合の伊佐進一衆院議員(比例近畿ブロック)というと、青いスパンコールのジャケットや華やかな蝶ネクタイといった「派手な服装」をしていることで有名になった。最近は自民党総裁選での中傷動画疑惑をめぐり、国会で高市早苗首相を積極的に追及して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年06月26日 11:00

    超親密を保っていたアメリカのトランプ大統領とイタリアのメローニ首相が突然、激しく罵り合う。一枚の写真がきっかけだった。トランプ大統領はフランスで開催されたG7サミットでの「出来事」を、イタリアのテレビインタビューで、次のように明かしたのであ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月26日 13:30

    月並みな物言いだが、あの巨人・阿部慎之助前監督逮捕のニュースは、AIと人間との関係を改めて考えさせられた。父親から暴力を受けた長女が「チャットGPT」に相談し、その回答に基づいて児童相談所に通報したところ、警察が即座に動いて現行犯逮捕に至っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク