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記事全文を読む→イチロー、来期ヤンキースに居場所なし
「脚力が落ちた『ライパチ』に10億の価値はない」
ア・リーグ優勝決定シリーズで敗れ、悲願のワールドシリーズ出場を逃したヤンキースのイチロー(38)。今後はその去就にファンの注目が集まっている。
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「移籍当初、ニューヨークの大衆紙は『どんなにイチローが活躍しても、来季は39歳。ヤンキースに再契約の意思はない』と伝えていた。しかし、9月以降の活躍で風向きが変わってきました」(スポーツ紙記者)
今年7月にマリナーズからヤンキースに移籍した当初は下位打線に追いやられる場面が目立った。地元メディアも辛辣で「年齢的なことを考えると、いくら活躍してもヤンキースがイチローと契約することはないだろう」と伝えていた。
ところが、移籍後の67試合は3割2分2厘の高打率。地区優勝の原動力になる活躍を見せたばかりか、優勝決定シリーズでも4割ペースの打撃でチームを牽引した。
こうなるとメディアも手のひらを返す。有力スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は9月末に「200万ドル(1億6000万円)から600万ドル(4億7000万円)くらいの1年契約で、ヤンキースがイチローと再契約するのはいい選択だ」と報じている。
「再契約のチャンスが生まれてきたのは間違いないが、本当に残留できるかはヤンキース外野陣の契約しだいですね。イチローは加齢による衰えで脚力が明らかに落ちている。もはや1番打者は務まらず、8番あたりが妥当。そんな“ライパチ”に大幅に減額しても10億円程度と言われる年俸を負担してまで残留させるかどうかは微妙」(前出・スポーツ紙記者)
例えば、一昨年に盗塁王を獲得した俊足巧打のブレッド・ガードナー(29)。今季は肘の故障で16試合の出場にとどまり、これがヤンキースによるイチロー獲得の要因となった。しかし、ヤンキースとの契約が2014年まで残っており、ケガさえ完治すれば再び左翼のポジションで起用されると見られている。全国紙運動部デスクが解説する。
「そうなると、鍵を握るのが主に一塁と右翼を守るニック・スウィッシャー(31)の動向です。今季で契約が切れFAとなりますが、パワーヒッターで首脳陣の評価も高い。ヤンキースが再契約を申し出ても不思議はないですが、彼自身は複数年の大型契約を望んでいると言われています」
スウィッシャーが他球団と契約を交わせば右翼のポジションが空く。そうなればイチローにも再契約の目が出てくるというわけだ。NHKメジャーリーグ中継で解説を務める元西武の辻発彦氏はこう話す。
「昨年あたりから、下半身の粘りでファールにできていた球が内野ゴロになったり、楽に追いついていた飛球がギリギリになっているケースが少し目につくのは確かです。しかし、トータルで見れば今季で引退するほどの衰えは感じられませんよ」
すでにサンフランシスコ・ジャイアンツが興味を示しているとの観測もある。イチローの運命やいかに。
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