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涙の会見直後から怒濤のごとく湧き起こった「小保方LOVE」コール。科学の本質とは別の領域で展開されるもう一つのSTAP現象は、滑稽を通り越してアブナイ空気すら漂っている。アイドル視、政治利用、金儲け‥‥さまざまな思惑渦巻く偏愛者たちの下心を独自採取する。
今年1月28日の「世紀の新発見」発表時から「予兆」はあった。彗星のごとく登場した美貌の「リケジョ」に世の男たちは心を奪われ、研究不正疑惑浮上を経て行われた4月9日の釈明会見で、その興奮はついに沸点に達した。理研幹部らに研究者失格の烙印を押され、孤立無援の状態で、
「STAP細胞はありま~す!」
と涙ながらに訴える理化学研究所・小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の姿は守るべき“か弱い存在”に見えたのだろう。メディアによるアンケート調査などでは「小保方さんは信用できる」「かわいそう」「理研にも問題がある」との同情票が集まり、小倉智昭、小林よしのり氏、デヴィ夫人など多くの著名人も呼応した。いわく、「あのかわいい笑顔を守りたい」「これ以上、責めないで」「涙を拭うしぐさにグッときた」「トカゲの尻尾切りをしようとした理研がずるい」──。そればかりか、「代理人弁護士の事務所に励ましのメール100件、手紙30通が寄せられる一方で、小保方批判をした人物に脅迫状が届いたとか、小保方擁護の風潮は、どんどんエスカレートしていきました」(社会部記者)
この異常とも言える現象は、いったい何なのか。評論家の西村幸祐氏がアキレ返る。
「かわいそうだとか、かわいいとか、支えてやってだとか、問題の本質とズレた感情論、情緒論を交わしても意味がない。まったく関係のない話です。そういうことを論点にすること自体、科学への冒涜ですよ。会見で涙を流したといってもね‥‥じゃあ、iPS騒動の森口(尚史)氏が(釈明会見で)泣いたらどうにかなっていたんですか。小保方ウオッチャーなんてただのバカですよ。小保方氏が本当に科学者だったら、そんな風潮は嫌でしょうね。それより、小保方氏と佐村河内守氏がユニットを組んだらどうか、という意見でも出たほうがまだ健全ですよ。え、もう出ている?」
こうした「小保方フィーバー」の背景を、元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクターでジャーナリスト、法政大学社会学部の水島宏明教授が分析する。
「割烹着、ピンクの研究室、リケジョ‥‥と、当初から本質ではなく周辺報道が目立ち、大半のメディアが踊らされた。その下地のもと、小保方氏はタレントでもないのに、ものすごいタレント性があった。あの釈明会見は終始、小保方氏が会場を支配する、完全な小保方ショーでした。少なくとも『この人は本気だ』ということは伝わりましたね。あそこまで入れ込んだ人間の『本気』を見ることはなかなかありません。そこに大衆はグッときたんです。いろんな女優が子供の不祥事で謝罪会見を開いていますが、そんなのに比べたら、はるかにおもしろい会見でした」
◆アサヒ芸能4/22発売(5/1号)より
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