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記事全文を読む→日本相撲協会・八角「不祥事政権」理事長また続投に立ちはだかる「伊勢ケ浜暴行問題」にしたんクリニック社長の「物言い」と「処分先送り」
2年に一度の役員改選期が訪れた日本相撲協会は、3月23日の理事会で八角理事長(元横綱・北勝海)の続投を決めた。実質6期目に突入する。相撲協会は役員定年が「65歳」のため、これが最後の任期になる。
「この任期を全うすれば、歴代理事長では7期14年を務めた、春日野理事長(元横綱・栃錦)に次ぐ2番目の長期政権になります」(相撲担当記者)
「不祥事続きなのにまた続投?」の疑問が上がる中、ようやく「ポスト八角」が今回の続投政権で入閣を果たした。藤島親方(元大関・武双山)が新理事として承認されたのだ。
「歴代理事長には横綱、大関経験者しか就いていない。八角政権が長く続いたのは、先輩だった九重親方(元横綱・千代の富士)を跳ね除け、貴乃花、白鵬の2横綱を事実上、協会から追い出したことが大きな要因でした」(相撲協会OB)
藤島親方の現役時代は、立ち会いの変化や相手の頬を叩いて立つ張り差しなど一切しない、正統派力士として評価が高かった。自ら新弟子のスカウトに奔走し、地道に育成。この春場所では28歳の藤青雲、22歳の藤凌駕の2人が、相撲界では15年ぶりとなる同時新入幕を果たした。
「四股やてっぽうなど、昔ながらの育成手法で、ようやく弟子が育ってきましたね」(前出・相撲協会OB)
藤島部屋には海外用Wi-Fiレンタルサービス「イモトのWiFi」や、コロナ禍でPCR検査をいち早く始めた「にしたんクリニック」などを運営する西村誠司社長が、タニマチ(後援者)として支援している。西村社長は自身のSNSで、伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)による伯乃富士への暴行問題について、次のように発信している。
〈親方自ら弟子に暴力をふるうというのも前代未聞って思う。〝何で宮城野部屋だけ厳しくて伊勢ケ浜部屋には甘いんだ″にはならないように〉
相撲界の「タニマチ」が公にはっきりと協会執行部にモノを言うことは、過去に例がない。これに反応してか、
「伊勢ケ浜親方の処分についての協議は3月ではなく、4月の理事会に先送りされる可能性が出てきました」(前出・相撲担当記者)
最後の任期となる八角政権の雲行きは、いっそう怪しくなっている。
(小田龍司)
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