スポーツ

巨人・ドラ1西舘勇陽も「敗戦処理から」投手不足では叶わない「阿部ルール」の不安

 巨人にドラフト1位で入団した西舘勇陽投手に対する阿部慎之助監督の起用法が、ファンは心配でならないようだ。

 阿部監督は昨年末、チームの決め事として「2軍で無双してもすぐには1軍で先発させない」と明言しており、即戦力ルーキーもご多分にもれず「ルールに従って、もし1軍にいれば敗戦処理からいかせます」とキッパリ。西舘はいずれ先発として起用していくとみられているが、華々しいデビューには慎重になっているようだ。

 阿部監督は他にも、ブルペンでの評価は「一切しない」、「困ったらど真ん中を投げろ」など独自のルールを掲げているが、これがファンの間で物議を醸している。スポーツライターの話。

「阿部監督は原辰徳前監督のカラーを拭うべく、独自の阿部ルールを設定しチームに浸透させようとしていますが、あれこれ枠を決めてしまうと若い選手から反感を買う恐れもあるでしょうね。そもそも現状で先発陣が不足していることから、そんな段階を踏んでいる場合ではない事態に陥る可能性が非常に高い。結局、シーズン途中から慌てて2軍選手を1軍の先発で起用せざるをえず、ルール崩壊しないことを祈るばかりです」

 確かに若手投手に経験を積ませて先発に昇格させるシステムは理想だろうが、それは投手陣が豊富なチームができること。加えて優勝には、必ずと言っていいほどルーキーなど若手の「新星」による勢いが必要となる。シーズンに入ってからのドタバタは勘弁してくれと多くのファンは願っているだろう。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
ロッテ・吉井理人監督「途中休養一直線」で待望論は「全国区の大物監督」
2
松井秀喜がミスターの弔問で明かした「生前に交わした約束」実行のタイミング
3
京都「祇園祭」に地元商店がため息をつく「まるでメリットなし」の悲しい現実
4
「とんでもない不正」発覚のフジテレビ系列局が「ドン」に支払った巨額報酬
5
長嶋茂雄が松井秀喜に説いた「独自の女遊び」一流の人間になるために…