社会
Posted on 2018年03月13日 09:58

アイマイ語連発!ネットで怒りの声が集中「花粉症対策記事」のイライラ中身

2018年03月13日 09:58

 急にぽかぽか陽気の日になるなど、春に向け気温の差が激しくなったここ最近、街ではマスクを手放せなくなっている「花粉症」ピープルの姿が目立っている。どうしたら症状が緩和できるの? ネットでさまざまな抑制法をチェックし実践する人もいれば、やむを得ず医者で治療を施す人もいる。花粉症に関する記事にも敏感な、そんな方々の間で、あるニュースサイトがアップした「花粉症を悪化させる食材はこれだ!」という記事に、アクセスが集まったものの、中身の曖昧さに批判や不満の声が集まっているという。

「花粉症に苦しむ人ならとっくに知っているような内容がツラツラ書かれていたことも一因ですが、アルコールはダメ、甘いものはダメ、体に余分な熱を溜める脂っこいもの、コーヒー、辛いものもダメ、さらには体を冷やす果物や刺身や生野菜もダメ…なんて書いてある。記事を読んだ人たちが『じゃあ、いったい何を食べたらいいの?』と文句を言いたくなるのもうなずけます。『もう焼魚か野菜の煮物しかないじゃん』とあきれている声もありましたね」(女性誌記者)

 中でも、ネット民の怒りを買ったのは、具体的な対策がまったく語られていないことだという。

「先に挙げた食材も徐々に減らしていけばいいと記事は書いてますが“できるだけ”や“しょっちゅう”といった曖昧な表記が多い。『コーヒーは1日一杯でもしょっちゅうですか?』という皮肉ったコメントを投稿している人もいました」(前出・女性誌記者)

 記事には、荒れた肌からも花粉を吸収する、とあるが、これは「花粉症歴30年だが聞いたこともない」との反論の声も。記事にウソはないにせよ、読んで花粉症対策に有効な手も浮かばなかったことは確か。悪化させる食材を徐々に減らしていき、「症状が緩和するのを実感してください」と記事は締め括っているが、減らしていくうちに花粉症の季節は終わってしまう。そんなオチをつけてほしいのではないかと勘繰りたくなってしまう!?

(小机かをる)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク