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三原、坂本、樋口を脅かす?フィギュアスケート「次々世代」がスゴイ

 平昌五輪のフィギュアスケート競技で勝敗に大きく影響した4回転ジャンプ。2017‐2018シーズンでは、男子の4回転時代突入が顕著に現れたが、来季は女子のフィギュアスケート界にも新たな波が押し寄せてくるのではないかという。実際に、アメリカの長洲未来選手が平昌五輪の団体戦でトリプルアクセルを成功させ、日本の紀平梨花選手は全日本選手権で、やはりトリプルアクセルを成功させるなど、ジャンプの進化は現れ始めている。中でも一番の注目は、ロシアの女子選手だ。

「エフゲニア・メドベージェワ選手やアリーナ・ザギトワ選手を指導するトゥトベリーゼコーチのもとには、ロシア全国から優秀な選手が集まっていますが、今、新しい時代の到来を感じさせる選手がいるというのです。その1人がアレクサンドラ・トゥルソワ選手。まだ13歳のジュニアの選手ですが、女子では史上初となる同じプログラムの中で4回転サルコーと4回転トゥループという2つの4回転ジャンプを成功させています。3月には男子でも難度が高い4回転ルッツも練習で跳んで見せたそうです。さらにもう1人、同じくトゥトベリーゼコーチ門下の14歳、アンナ・シェルバコワ選手です。つい先頃、公式試合ではなく練習中にですが、4回転ルッツを成功させ、そこからさらに3回転トウループ-3回転ループの連続ジャンプ(4Lz‐3T‐3Lo)を跳んだというのです。こちらも、男子でも難度の高い4回転からの3連続のコンビネーションジャンプですからね。末恐ろしい選手ですよ」(スポーツライター)

 メドベージェワ選手にザギトワ選手と、先シーズン、向かうところ敵なしだった2人でさえ成し遂げていない4回転ジャンプを跳ぶジュニア選手たち。日本人選手も、三原舞依選手、坂本花織選手、樋口新葉選手など将来性豊かな若手が育っているが、ロシアでは早くもその下の世代が育ちつつあるのだ。

(芝公子)

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