芸能

次の改変期でも松本人志「ワイドナショー」が生き残れる理由がわかった!

 最近のフジテレビと言えば、「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「めちゃ×2イケてるッ!」などの長寿番組を次々と終了させ、大転換期を迎えているともっぱらの評判だ。その中で次なる打ち切り候補の筆頭と噂されているのが、日曜10時から放送されている「ワイドナショー」だという。

「芸能人コメンテーターがメインの情報番組という体は、同じ時間帯の『サンデー・ジャポン』(TBS系)と一緒ですが、視聴率はサンジャポに比べて物足りないのが現状。事実上のプロデューサーである松本人志のコメントがネットニュースで話題になることが多く、拡散力の高さを評価する声もありますが、専門家からは教養に欠けると失笑されることも少なくありません。そんな松本の失言にはフジテレビの上層部も気を揉んでいるようです」(テレビ誌のライター)

 今年に入ってから視聴率は安定してきたものの、以前は低視聴率に苦しみ、打ち切り候補と言われ続けてきた「ワイドナショー」。しかし10月に迎える改変期は無事に切り抜けられるという。

「何より松本自身がこの番組を気に入っているのです。構成作家には松本の盟友的存在である高須光聖氏を起用。ほかにもなじみの構成作家をそろえているほか、制作部署の編成局制作センター第二制作室はもともとがバラエティ制作部だった部署であり、座組としては情報番組というよりバラエティ番組そのものです。そして実は視聴者受けも意外に悪くはない。裏番組の『サンデー・ジャポン』に対しては『早く終わってほしい』との声も根強いのに対し、『ワイドナショー』にはそこまでの拒否反応はありません。政治系の話をあまり前面に押し出さないところが、ライトな視聴者に受けているのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 今回のサッカーW杯では、ポーランド戦での消極策を擁護した小藪千豊の発言に賛同の声が集まったり、レギュラー出演者で元日本代表・前園真聖による的確な解説がファンから好感される場面もあった。どうやら松本は、視聴者に受け入れてもらいやすい番組を率いるのが得意なようだ。

(浦山信一/写真:パシャ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」