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記事全文を読む→菅井きん、48歳から始まった素晴らしき「大器晩成」の女優人生!
8月10日、日本映画界はまた1人、名女優を失った。心不全でこの世を去った菅井きんのことだ。享年92歳。亡くなる2カ月前まで大好きだったタバコを吸い続け、大好物だった鰻や肉を食べていたという。
1973年4月から「必殺シリーズ」の主役と呼べる故・藤田まこと演じる中村主水の姑・せん役がきっかけで、菅井は“老け役”のオーソリティ的存在となった。この時、菅井は48歳。険のある「ムコ殿!」という菅井の声をすぐに思い出せる人は多いことだろう。
さらに同年7月からは「太陽にほえろ!」(日本テレビ系)で故・松田優作演じるジーパン刑事こと柴田純の母・たきとして登場。翌74年8月に松田演じるジーパン刑事は殉職するが、その後も菅井はたきとしてゲスト出演している。
95年12月27日放送のバラエティ番組「タモリのスーパーボキャブラ天国」(フジテレビ系)では「スカイダイビング」と「菅井ダイビング」の語感が似ていることから、スカイダイビングをしているかのようなVTRに出演。MCのタモリが番組中に「菅井さんから直接聞いたんだけど、本当は自分がちゃんと飛びたかった(スカイダイビングしたかった)んだって」と明かし、スタジオを沸かせたことも。この時、菅井は69歳だった。
「菅井は2008年12月公開の映画『ぼくのおばあちゃん』で映画初主演を果たし、ギネス世界記録に“世界最高齢映画初主演女優”として認定されました。大器晩成な菅井の人生を知れば知るほど、人生は捨てたもんじゃないと、何だか元気が湧いてくる気がします」(映画誌ライター)
映画「砂の器」「八甲田山」などでプロデューサーを務め、仲代達也を育てたと言われる故・佐藤正之の妻でもあった菅井。やりたいことをやりたいようにやってきた菅井の女優人生は、きっと天国で再会したであろう佐藤プロデューサーから「お疲れさま」と労われていることだろう。
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