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記事全文を読む→貴乃花「八百長爆弾」で相撲協会と玉砕する(3)“反八角派”が担ぎ出した
だが、あまりにも唐突な引退劇。師匠となってからは常々「本気で相撲道に向き合う力士しか育成したくない」と口にしていた貴乃花にとって、八百長力士こそ排除されるべきというのが強い信念だったはずだが‥‥。
「協会内部はなにも八角理事長一色というわけではない。確かに貴乃花は問題児ではあるが、故・北の湖理事長が後任に推した次期理事長候補。その角界の宝を排除の論理でいぶり出そうとする強引な手段にはやりすぎだと反対する親方もいる。そうした反八角派が貴乃花をそそのかし、『いざとなればこの八百長告発のカードを切るぞ』という姿勢を取らせて八角体制の転覆を狙っていたのは間違いありません」(ジャーナリスト)
はたして、貴乃花は協会内部の権力闘争のいけにえになってしまったのか。
「いずれにしても、貴乃花が誰よりも、八百長という協会の暗部を嫌っていたのは間違いない。2010年の理事選で二所ノ関一門から割って出馬した『第一次貴の乱』で相撲界の改革を急進させようとしたのは、そのためです。現役時代、故・千代の富士が、芝田山広報部長(55)=元横綱・大乃国=に星回しを申し出たのは有名な話ですが、兄弟子の八百長を容認していた八角理事長としては、まさに急所を握られている気分なのでしょう。また、他の理事も現役時代に星を売っていた非本気力士ばかりおり、貴乃花の八百長爆弾がいつ爆発するか、ヒヤヒヤしているのです」(相撲部屋関係者)
取組では、前袋に手を突っ込んでの金玉潰しは、白鵬のハリ差しどころではない一発アウトの禁じ手だが、すでに角界に背を向けた貴乃花に、そのルールは通用しないはずだ。
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