芸能

松本まりか「ヒステリックに泣いて騒ぐ役」連投で築いた「わめき女優」の座

 芸能界の闇をエンターテインメント作品として描いていることで注目されている、深夜ドラマ「ブラックスキャンダル」(日本テレビ系)。主演は今ではすっかり“たくらみ顔”が板についてきた山口紗弥加で、芸能事務所「フローライト」でマネージャーを務める矢神亜梨沙を演じている。かつて同事務所に所属する看板女優・藤崎紗羅として活躍していたのだが、5年前に不貞スキャンダルをでっちあげられ、母親は自死。自身も芸能界から抹殺されてしまう。そこで整形手術をして顔と声を変え、矢神亜梨沙として生まれ変わり、自身を陥れた人物に次々と復讐するというストーリーだ。

 そんな亜梨沙の女優時代=紗羅を演じている松本まりかに、大きな注目が集まっているという。松本は今年1月期放送「ホリデイラブ」(テレビ朝日系)で2人の子どもと中村倫也演じる夫・渡がいるにもかかわらず、塚本高史演じる仲里依紗(杏寿)の夫・純平と不貞関係を結び、その関係を継続させるためにあらゆる手段を画策する井筒里奈を熱演。甘えたような声とゆるふわなルックスとはうらはらに、ドス黒い計算高さを隠し持っていた里奈は、「あざとかわいい女」として反響を呼び、同時に松本の知名度は急上昇。ヒステリックに泣きわめく迫真の演技を見せたことで、一部では「女版・藤原竜也」と呼ばれるように。さらに吉岡里帆主演の前クール放送ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)でも、ヒステリックにわめき散らすシングルマザー・丸山梓を演じ「井筒里奈の再来」と喜ぶ視聴者が続出した。

「放送中の『ブラックスキャンダル』でも、山口演じる亜梨沙の回想シーンとして、紗羅が『私は本当に不貞なんかしていません!』と、取材陣に取り囲まれ過呼吸気味に泣きながら抗議するシーンがたびたび挿入されるため、松本の魅力にハマッた視聴者が急増しているようです。ネット上では『松本はわめき女優という地位を築いたな』『絶叫まりか劇場いいわ~』『毎回確実に爪痕を残す松本に1票』など称賛の声が続出しています」(テレビ誌ライター)

 16歳でデビューし、現在34歳の松本。女優として、さらに大輪の花を咲かせそうだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
4
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか