お笑いタレントの有吉弘行が12月16日放送のラジオ「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」（JFN系）で、「女芸人No.1決定戦 THE W」（日本テレビテレ系）と「M-1グランプリ」（テレビ朝日系）の賞金がともに1000万円で同額であることを批判、これが波紋を呼んでいる。
番組冒頭、有吉は「『M-1グランプリ』の賞金1000万で、『THE W』の賞金1000万って、ちょっと釣り合ってないよ」と切り出し、「『THE W』の賞金100万にしないとダメだよ来年から。ほんと、いい加減にしないと…」と、「THE W」のレベルの低さに怒りを滲ませた。
10日に生放送された女芸人のNo.1を決める「THE W」は阿佐ヶ谷姉妹が優勝を勝ち取ったものの、視聴者の間でも放送当初から「質があまりにひどい」と猛バッシングにさらされていた。そのため有吉の発言にネット上では《有吉さんよく言ってくれました》《やっぱりTHE Wは放送事故レベルで面白くなかった》ほか、賞金についても《M-1優勝者に失礼》《（THE Wは）賞金100万でももったいない。来年はあの大会をなくすべき》といった強烈な意見が相次いだのだった。
「有吉はその後、『阿佐ヶ谷姉妹がおもしろいのは知ってるよ。でも、他がちょっといろいろね』と、批判の上でフォローも入れていましたが、この発言により“『THE W』不要論”が再燃した格好です。そもそも完成している女芸人が少ない点やブレイク中の芸人が出ない、女性への特別扱いなど、問題点があり過ぎる。下手をすれば主催・放送する日テレにも批判が飛び火する恐れがあることから、来年は開催を躊躇するかもしれません」（バラエティ番組制作会社関係者）
第2回で終焉となるのか。
