芸能

輝く!有名人スキャンダル大賞2018下半期(5)若貴の評価が入れ替わった

 やっぱり貴乃花だな。最近ずっと話題だけど。今年は貴乃花の年だった。

 若の評価が上がる時代が来るとは思わなかったですね。貴が落ちて若が上がるっていう。

 相対的に錯覚させられちゃう。

 人生の番付はまだ続いてるっていうことだよ。花田虎上の元奥さんの美恵子と、景子と紀子の3人でトリオを組んで、「ショッキリ娘」っていうユニット組めって言ってるんだよ。「初っ切り、初っ切り、初っ切りな」って。人生初っ切りだからさ。もともと、女子アナ3人娘だからね。有賀さつき、八木亜希子、河野景子という。

 そうか、3人娘のメンバーが変わるだけですね。

 うん、新3人娘。

 絶対、仲よくないよ、その人たち!(笑)

 まさかこんなことになるとは。平成が終わるっていうことの時代の象徴じゃねえの。どんなに幸せそうに見えた家族だって、バラバラになるっていうこと。

 俺、ずっと相撲界に怒ってたもんなあ。「ふざけんじゃねえぞ、宮沢りえの激やせの責任取れ、この野郎」って。相撲界と歌舞伎界にずっと怒ってたもん。

玉・吉 アハハハハハ。

 伝統芸能に対して。でもね、貴は全てを失ったわけだから。相撲も、家庭も、金もさ。

 残ったのは宗教ぐらい。

 けっこう、右曲がりな感じですよね。

 俺、よく言うんだけど、船木(誠勝)と貴乃花って、そっくりなんだよね。

 ホント、顔つきから何から似てますよね。

 真面目すぎるところから始まって。

 真面目すぎるところが美談にされてる部分があるんだけど、そこから急に、「あ、ちょっとこの人、違うんだ」っていう狂気に変わる瞬間がある。それが船木と貴乃花だよ。

 船木の自伝の中に大好きなフレーズがあって、船木が松田優作の大ファンなんですよね。毎年、命日には墓参りに行っていて、「松田優作は優しさを作ると書く。僕の本名は船木優治。優しさを治めると書く。似ている」(笑)。

 よせよ、ホントに。虎上が普通に見えてくる。

 社交性もあるしね、ちゃんとしてますよ。

 虎上は「辞めたほうが大変だ」って言ったのよ、貴に。何にも知らねえんだから、社会に出るってことを。商売をやったりとか。

 「ちゃんこダイニング若」ね。貴がどんどん右寄りになってるじゃないですか。で、貴といちばん仲がいいのが貴闘力。貴闘力は佐山聡の親友なんですよ。

 ああ、完全に思想的に。

 つながったという。

 つながったな。右上手取っていった。

 うまいね(笑)。きれいに落としますねえ。

 TAKAみちのく、不倫騒動。新日本プロレスのオーナー・木谷高明さんとこの前、対談したんですよ。想像以上に話がわかる人で、「レスラーって何やっても意外と人気落ちないんです」って言うんですよ。「棚橋(弘至)見てもわかるように、最近もいろいろあったじゃないですか」って。二股交際刃傷事件の棚橋をはじめとして、全ての実名を挙げて、「あれもあった、あれもあった」みたいな。「柴田(勝頼)もあったじゃないですか」「えっ、柴田の不倫エロLINE流出もいじっていいんですか」みたいな(笑)。「何があっても意外と人気って落ちないんです。でもウチのエース(オカダ・カズチカ)が交際した声優(三森すずこ)だけは落ちたんです。やっぱりねえ、声優ファンは処女幻想が‥‥」みたいな話をしちゃって。

 やったもん勝ちだもんな、プロレスファンは。そこは猪木イズム。スキャンダルを興行に結び付けないでどうするんだという。

 「最近のあの選手の女性スキャンダルも興行に使えないか? と思ってたんですけどね」って。オーナーはそういう人だったんですよ。

<座談会参加者>

玉袋筋太郎:1967年生まれ。東京都出身。現在「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「人生酒場~唄は夜につれママにつれ」(TOKYO MXほか)、「別冊アサ“秘”ジャーナル」(TBS)、「ぴったんこカン・カン」(TBS)、「たまむすび」(TBSラジオ)、「玉ちゃんのおとこの作法」(ラジオ関西)、「たまきよのミッドナイトで乾杯!」(SPEEDチャンネル)などに出演中。一般社団法人全日本スナック連盟会長。

吉田豪:1970年生まれ。東京都出身。プロ書評家、プロインタビュアー、ライター。徹底した事前調査をもとにしたインタビューに定評があり、取材対象についての知識は本人をもしのぐと言われる。「男気万字固め」、「人間コク宝」シリーズ、「サブカル・スーパースター鬱伝」「吉田豪の喋る!!道場破りプロレスラーガチンコインタビュー集」など、多数手がけている。

宇多丸:1969年生まれ。東京都出身。1989年、大学在学中に「ライムスター」を結成。日本ヒップホップの黎明期よりシーンを牽引し、ますます旺盛に活躍中。07年に「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ)でラジオ・パーソナリティとしてもブレイク。09年、第46回ギャラクシー賞「DJパーソナリティ賞」を受賞。現在は「バラいろダンディ」(TOKYO MX)、「アフター6ジャンクション」(TBSラジオ)などに出演中。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
3
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ
4
「秘密音響兵器」でアメリカ諜報部員の脳細胞を損傷!プーチンが仕掛けた「ハバナ症候群」の戦慄現場
5
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由