芸能

岩井志麻子、法律違反の薬物巡る殺人事件で容疑者でなく売人に激怒したワケ

 3月7日夕方放送のバラエティ番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)に木曜コメンテーターを務める作家の岩井志麻子氏が出演。28歳女性に自宅で大量の法律違反の薬物を摂取させたとして殺人容疑と薬物の取締法違反容疑で逮捕された69歳の税理士の男性に哀れみの言葉をかけると同時に、売人に強い怒りをあらわにした。

 番組では、この事件を報じた同日発売の夕刊紙を紹介。それによると、2人は3年前の冬頃、会員制の交際クラブで知り合い、事件当日の昨年7月22日は、税理士の自宅で酒を飲むなどして過ごしたという。翌23日、女性の意識がなかったため、税理士の男性は119番通報したが、救急隊が到着した時にはすでに死亡。事件当日、女性は知人に「薬物を飲まされた」と連絡していた。司法解剖の結果、死亡した女性の体内からは、致死量の100倍を超える濃度の薬物成分が検出。死因はその薬物による急性中毒だった。

 この事件について、岩井氏は「この税理士って、悪い人に売りつけられたんでしょうね」としたうえで、恐らく夜の男女の営みの時などに「すごい効くみたいな」ことを聞かされていたのではないかと推測。続けて「もちろん、こういう薬は絶対ダメなんですけど、売人の風上にもおけんというか、致死量がどのくらいか、教えてやれよ、ホンマ」と、売人に対して怒りがヒートアップ。「だから、(容疑者は)知らなかったんでしょうね。どのくらいの量からダメになるか。わからずに買ったんだろうな」と、今度は容疑者に“同情”。その後、「かばう気はないけど、殺す気はなかったと思いますね」と締めくくった。

「実際、岩井の言う通りだと思います。男女の行為の目的のみで、薬物を摂取させたのではないでしょうか。ただ、3月7日の『NHK NEWS WEB』の首都圏版では、個人差はあるものの、問題の薬物の致死量は0.5グラムから1グラムとか。警視庁は、税理士が酒に薬物を混ぜて飲ませた疑いがあるとみて捜査しているようです。酒に100グラムも入れて飲ませるなんて、尋常ではありません。岩井氏ではありませんが、ほんと、売人は教えてやれよ、という気持ちになりますね」(週刊誌記者)

 岩井先生、ごもっともな意見でした。

(石田英明)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」