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多くの人に長らく愛されながら、悲運の女優だった大原麗子は、62歳の若さでひっそりと生涯を閉じた。その晩年には不穏なニュースがいくつも流れたが、裏側には「女優」として高い意識を持ち続けたこともうかがえる。没後3年で再評価の機運を見せる〈女優・麗子〉は、どんな孤独と闘っていたのだろうか──。
「いつまで待たせるんだよ。早く電話に出ろって言ってんだろ!」
3月6日にテレビ東京で放映された「女優・麗子~炎のように」において、強い印象を残したシーンである。大原麗子役を演じた内山理名が、浅丘ルリ子役の女優を罵倒しているのだ。
実際の浅丘は麗子の葬儀の場で、こんな弔辞を読んでいる。
〈夜中の2時、3時におかまいなくかかってくるあなたからの電話。長々と人様や自分の不平不満を訴えるだけの一方的な長電話〉
芸能界において麗子の姉代わりだった浅丘を、ここまで疲弊させたのが晩年の麗子であった。この当時、女優としての仕事はほとんどなく、たび重なる体調の悪化で心身のバランスを崩していた。
そして09年8月3日、世田谷にあった3億円の豪邸で、誰にも知られることなく「孤独死」という最期を迎える。その死は3日が経過してから家族によって発見されたものだ。
古尾谷雅人の未亡人である女優・鹿沼えりは、死の3カ月前に麗子から電話をもらっている。
「声の張りもなく、急に『古尾谷君はどうして死んじゃったの?』と聞かれましたね。さらに『自殺するなんて最低!』と、異様な反応でした」
古尾谷はその電話から6年前、03年3月25日に自宅で首つり自殺をはかっている。麗子も知っている事実を、なぜ6年も経って再び口にしたのか、鹿沼は不思議に思った‥‥。
鹿沼と麗子のつきあいは、麗子主演のドラマ「さりげなく憎いやつ」(82年、TBS)が最初だった。鹿沼は、このドラマに岩城滉一のマネジャー役で出演し、麗子から声をかけられる。
「えりちゃん、彼氏はいるの?」
ロマンポルノでの共演から交際に発展した古尾谷の名を出した。偶然にも麗子は若手の古尾谷に注目しており、驚いた声を上げた。以来、麗子との親交が始まったという。
当時の麗子は森進一と再婚しており、翌年に鹿沼と古尾谷が結婚すると媒酌人を務めてくれた。長女に「麗」と名づけたのは、麗子から1文字をもらってのことだ。
「私が休業して2人の子育てに追われている頃、麗子さんから『マネジャーをやってくれない?』と言われたことがあります。子供だけじゃなく、古尾谷にだって手がかかるから、即座に『ありえない』と断りました」
麗子の提案は、どこかで自分の「本当の味方」を探しているように思えた。鹿沼は面と向かった麗子が、精神的なストレスから大粒の涙をこぼす場面を何度か目にしている。
「食事のスプーンを持ったまま、テーブルの上に水たまりができるくらい、ポロポロと泣きっぱなし。女優だからということもあるけど『涙のスイッチ』が入った状態でした」
再び死の3カ月前の電話に戻ると、麗子はこんなことをつぶやいた。
「お金は使えばなくなるのよ‥‥」
すでに何年も仕事をせず、豪邸に1人暮らしの麗子からの“シグナル”だったのだろうか──。
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