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記事全文を読む→特別編のもくろみも失敗!「あなたの番です」は後半も視聴率沈没か
連続ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)の特別編が6月23日に放送され、夫婦役を務める原田知世と田中圭の出会いや馴れ初めが描かれた。この特別編は、2クールにわたって放送される同ドラマの前半と後半をつなぐ役割を担っており、第1章で発生した殺人事件すべてを刑事が振り返ることで、後半の反撃編に向けて物語を整理する形となっていた。
だが、フタを開けてみれば、特別編の視聴率は8.1%に留まる有様。前2週は8.0%、7.9%と推移していたため、新規の視聴者は惹きつけられなかったことになる。これではわざわざ特別編を放送した甲斐がないと、テレビ誌ライターが指摘する。
「本ドラマでは毎回のように殺人事件が発生し、伏線が複雑に絡み合っていることから、途中から見てもストーリーが理解できず、“一見さんお断り”状態なのが問題点と指摘されています。そこで制作陣としては第一章をダイジェスト的に見せることで解決を図ろうとしたようですが、実際には特別編の半分以上が原田と田中の交際シーンに費やされる始末。これではせいぜい《本作ではたくさん人が死にました》と説明したにすぎず、なぜ交換殺人が発生しているのかさえ振り返っていなかったのですから、新規の視聴者獲得など無理に決まっています」
本作の複雑なストーリーを考慮すれば、特別編ではこれまでの殺人事件をもっと詳しく見せるべきだったはず。しかしそうしなかったことには、日本テレビの社内事情が影響しているというのだ。テレビ誌ライターが続ける。
「日本テレビでは、ここまでの10話全部を、動画配信サービスの『Hulu』で放送しています。日テレでは子会社の『Hulu』に視聴者を誘導したいので、地上波での総集編にはさほど力を入れられないのでしょう。しかし『Hulu』は有料サービスで、無料お試し期間もあるとはいえ2週間後には月額933円(税別)が課金されてしまいます。そのため多くの視聴者は二の足を踏んでしまい、日本テレビ側のもくろみと視聴者側の意向にミスマッチが発生しているのです」
視聴者としては深夜帯でもいいから第1~10話を地上波で再放送してほしかったに違いない。そうすれば後半の「反撃編」への弾みにもなったはずだが、それを阻む“Hulu優先”には、ドラマの制作陣も頭を抱えているのではないだろうか。
(金田麻有)
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