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記事全文を読む→終盤でも視聴率が爆上げしない「あなたの番です」、“戦犯”は主人公の田中圭!?
ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)の第17話が8月18日に放送され、シリーズ最高となる視聴率11.0%をマークした。
その第17話では、女子大生の黒島(西野七瀬)をストーカーしていた男子大学生・内山が、自死後に遺したビデオにて6件の殺人事件について告白。謎めいていた連続殺人事件がここにきて、一気に解決フェーズに入ったことで注目度が高まり、視聴者の興味を惹いたようだ。
「今話では放送の冒頭にて《今夜はのっけからヘビーです》とのメッセージが流されるなど、制作側も話が大きく進展する回と位置付けていたようです。おかげで視聴者の反響は大きかったのですが、それにしては視聴率が11.0%止まりだったのは意外。同じ日テレの土曜ドラマ『ボイス 110緊急指令室』は6話中の3話で11%超えを達成していますから、『あなたの番です』は、ツイッターばかり盛り上がり、肝心の視聴率がついていかない作品という位置づけが鮮明化する形となりました」(テレビ誌ライター)
ツイッターでは放送後、世界トレンドに〈#あな番〉がランクインする話題性を見せているが、視聴率のほうはようやく1ケタ地獄を脱したばかり。この低迷ぶりは、一話でも見過ごすと話についていけなくなる複雑さが原因なのか、それとも人が死に過ぎる陰惨な展開が理由なのか。前出のテレビ誌ライターは、とあるキャストに原因の一端があると、こう指摘する。
「本作の主人公である田中圭に、視聴者を引き付ける魅力が足りないとの声が少なくありません。中でも致命的なのは、最愛の妻(原田知世)を失った悲しみや辛さの表現が表面的で、胸に迫るものがないというものです。世の中には、死別のシーンに涙を抑えられなくなる人も少なくないのですが、本作についてはいくら田中が亡き妻を思って泣き叫ぼうと《全然グッとこない》との声が聞かれるほど。その田中はもともとアッケラカンとした演技が持ち味で、出世作の『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)にはそれがハマっていたとの声も少なくないのですが、この『あなたの番です』では演技を薄っぺらく感じさせる方向に働いてしまっているようです」
その印象は、今回の第17話でますます強まったとの声もあるようだ。テレビ誌ライターが続ける。
「シリーズ後半から登場した“事故物件住んでみた芸人”の南(田中哲司)はここまで、唐突に登場したイメージも強かったのですが、今話では小学生の娘を殺人事件で失った悲しみを抱いていることが判明。第17話の終盤ではその復讐を図るべく、鬼気迫る表情で包丁を手にする場面で視聴者は手に汗握りました。そんな田中哲司の演技を目にすると、田中圭の演技はよけいに薄っぺらさが目立ちます。視聴者は田中哲司の娘を奪った犯人には怒りを感じますが、原田の命を奪った犯人は《誰だろう?》との興味を感じるだけ。これでは話に深みがないのも無理はないでしょう」
もしや田中圭の棒演技は、連続する殺人事件という陰惨さを中和するための清涼剤だと捉えるのが吉なのかもしれない。
(金田麻有)
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