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記事全文を読む→橋下徹への「懲戒請求書」怨念全容(3)反転攻勢は不発?
司法記者が言う。
「懲戒請求をしたグループでは、橋下氏の訪米中止に伴うキャンセル料の公費支出を追及し、最終的には市長のリコール請求まで行うといきまいています」
しかし、橋下氏も負けてはいない。記者団を前にこう反論したのだ。
「政治的見解にまで懲戒請求するのは請求権の乱用で、政治活動への重大な挑戦だ」
外国人特派員協会での会見では終始、建て前論に徹した橋下氏とは大違いだ。勝手知ったるフィールドでのケンカには血がたぎるのか。
さらには、橋下氏への援軍なのか、懲戒請求をした辻氏を、懲戒請求する者まで現れたという。過去に“橋下シンパ”の男性に脅迫を受けたこともある前出・樺島氏はひるむ様子もない。
「橋下氏の言動を見ていると、弱者や虐げられた人に対して腹を立てているように思えるのです。彼自身が恵まれない環境からはい上がってきただけに、そういう人々がはい上がる努力をしないことに怒っているのか、それとも彼自身が再び恵まれない環境に引き戻されるという感覚に陥っているのかがわかりませんが‥‥」
元「親弁」として、自分の手でケジメをつける覚悟なのだ。はたして、この懲戒請求はいかなる結末となるのか。
一方、この一件を機に橋下氏はガムシャラな反転攻勢に打って出たのだ。アントニオ猪木(70)が、日本維新の会から参院選に出馬表明。さらには、米軍のオスプレイの飛行訓練の一部を大阪・八尾空港で受け入れる用意があることを明かしたのだ。ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう話す。
「地に落ちた支持率回復のために、人気者を選挙に担ぎ出し、八尾市の許可を得ないまま、実現の可能性すら未知数のプランを発表した‥‥。そのつもりはなくても、国民には“茶番”と映っているのではないでしょうか。本当に支持を取り戻したいなら、原点回帰しかないでしょう。維新人気の原因は、永田町的な手法を繰り出さないところにあったのに、歴史認識の統一見解は出さないなどと言いだした。かつての橋下氏なら『オープンな場で議論し、改めるべきは改める』と言ったはずです」
苦し紛れのパンチなど、眠っていてもよけられる。橋下氏もいよいよピンチなのかもしれない。
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